護身の極意
護身における咄嗟の対応については、思考を挟むと全く間に合わない。
ゆえに、ケース毎の型をたくさん覚えるという訓練は役に立たないのである。
「このケースでは…この動きだ!」などと考える間もなくやられてしまうのだ。
そして、護身のケースはほぼ無限にある。
では、どうすればよいか?
手足が自動的に反応し、最適な形、動き、力でさばけるようになるしかない。
なので正中無動制心(站樁/立禅)や推手、前手合せなどの稽古が、遠回りなように見えて、実は一番効率的なのである。
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