製造直接費の賦課|50代の資格勉強・学習記録 #23

どの製品に使ったか分かるものは迷わない──

今回学んだのは、製造直接費の「賦課(ふか)」という考え方である。

「賦課」という言葉は普段あまり耳にしないが、内容は意外とシンプルだった。

製造直接費とは、直接材料費、直接労務費、直接経費の三つをまとめたものである。これらは、どの製品を作るために使われたのかがはっきり分かる原価なので、そのまま製造指図書ごとに集計していく。

今回の例では、製造指図書No.1(ガンダム)では、直接材料費が500円、直接労務費が600円、直接経費が50円。一方、製造指図書No.2(ガンキャノン)では、それぞれ400円、200円、20円とした。

どちらも「どの製品のために発生した費用なのか」が明確なので、No.1にはNo.1の費用を、No.2にはNo.2の費用を、そのまま割り当てればよい。このように、製品へ直接集計することを「賦課(または直課)」という。

原価計算表では、No.1には合計1,150円、No.2には620円の製造直接費が集計される。そして、直接材料費900円、直接労務費800円、直接経費70円という全体の合計も確認できる。

武術でも、自分の動きが原因で崩れたのか、それとも相手の技によって崩されたのかが明確なら、改善点はすぐに分かる。原因がはっきりしているものは、その原因へ直接結び付けて考えるのが最も合理的だ。

今回学んだ賦課という考え方も同じだった。どの製品にかかった費用なのかが分かっているなら、わざわざ複雑な計算をする必要はない。分かっているものは、そのまま集計する。それが製造直接費の基本なのだと理解できた。

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