心を静めて最適化する

陰陽とは、相反して対となるものだ。

たとえば武術において、完全脱力と磐石の安定性は相反して対となる。

この二つは站樁(タントウ:立禅)を長期間繰り返すことでバランスを最適化すれば、両立して実現することができる。

座禅や死者のポーズなどは、完全脱力はしやすいが、リラックスしすぎれば眠ってしまう恐れがある。

しかし站樁は立位なので、正しい構えを保って完全脱力を意識するだけで、自動的に安定性とのバランスがとれていく。

また、筋力をつけようとして重りを使うと感覚がズレ、バランスを崩す恐れがある。

しかし自重のみの訓練は、感覚を自然なまま鋭敏にし、バランスを保つことができる。

心身もまた陰陽であるので、バランスがとれた状態において、心は静まり、最適化されるのである。

=======
空手家との組手や演武などの動画は下記サイトでご覧いただけます。
(武術気功健康教室|大阪府四條畷市)

陰陽制心術

動画 空手家との組手(マススパー)や演武など、陰陽制心術(かげひせいしんじゅつ)の実際の動きをご確認いただけます。 完全瞑想とは 「完全瞑想・陰陽制心術(かげひせ…

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です