問題 25 平均法|50代の資格挑戦・学習記録 #106
平均法では、月初仕掛品と当月投入分をまとめて平均する──
前回に引き続き、第7章「総合原価計算①」から、平均法の問題に取り組む。
今回も、直接材料費と加工費をそれぞれ分けて計算する。
特に加工費については、仕掛品の加工進捗度を考慮して「完成品換算量」を求めることがポイントになる。
⸻
問題 25 平均法
次の資料にもとづいて、平均法により①月末仕掛品原価、②完成品原価、③完成品単位原価を計算せよ。
直接材料は工程の始点で投入している。
[資料]
⑴ 生産データ
月初仕掛品 100個(1/5)
当月投入 980個
合計 1,080個
月末仕掛品 80個(3/4)
完成品 1,000個
*( )内は加工進捗度を示す。
⑵ 製造原価データ
月初仕掛品原価
直接材料費 6,260円
加工費 5,656円
当月製造費用
直接材料費 40,180円
加工費 68,544円
⸻
解答
① 月末仕掛品原価 7,640円
② 完成品原価 113,000円
③ 完成品単位原価 @113円
⸻
まずは直接材料費から
直接材料は「工程の始点で投入」している。
そのため、月末仕掛品80個についても、直接材料はすでに100%投入されているものとして考える。
平均法なので、月初仕掛品原価と当月製造費用を合計して平均単価を求める。
直接材料費の平均単価
(6,260+40,180)÷(100+980)
=46,440÷1,080
=**@43円**
したがって、直接材料費の月末仕掛品原価は、
43×80
=3,440円
となる。
直接材料費の完成品原価は、
6,260+40,180−3,440
=43,000円
となる。
⸻
次に加工費
加工費は、直接材料費とは違って「加工進捗度」を考慮する必要がある。
月末仕掛品は80個で、加工進捗度は3/4。
したがって、完成品換算量は、
80×3/4
=60個
となる。
完成品1,000個と合わせると、加工費の完成品換算量は、
1,000+60
=1,060個
となる。
平均法では、月初仕掛品が前月までにどこまで加工されていたかを分けて考えず、月初仕掛品原価と当月製造費用をまとめて平均する。
そのため加工費の平均単価は、
(5,656+68,544)÷1,060
=74,200÷1,060
=**@70円**
となる。
加工費の月末仕掛品原価
70×60
=4,200円
加工費の完成品原価は、
5,656+68,544−4,200
=70,000円
となる。
⸻
① 月末仕掛品原価
直接材料費 3,440円
加工費 4,200円
したがって、
3,440+4,200
=7,640円
⸻
② 完成品原価
直接材料費 43,000円
加工費 70,000円
したがって、
43,000+70,000
=113,000円
⸻
③ 完成品単位原価
完成品は1,000個なので、
113,000÷1,000
=**@113円**
となる。
⸻
今回のポイント
今回も平均法なので、
「月初仕掛品原価+当月製造費用」をまとめて平均する
という考え方が基本になる。
ただし、直接材料費と加工費では数量の考え方が違う。
直接材料は工程の始点で投入されているので、月末仕掛品80個についても80個分すべてを計算に入れる。
一方、加工費は加工進捗度3/4を考慮するので、
80個×3/4=60個
と完成品換算量に直す。
つまり今回の計算では、
直接材料費:完成品1,000個+月末仕掛品80個=1,080個
加工費:完成品1,000個+月末仕掛品換算量60個=1,060個
となる。
この「直接材料費と加工費では、分母となる数量が違う」という点をしっかり押さえておきたい。
また、平均法では月初仕掛品の加工進捗度1/5から求められる20個について、先入先出法のように「前月加工済み分」「当月加工分」と分けて計算する必要はない。
月初仕掛品原価と当月製造費用を合算して、完成品と月末仕掛品に平均的に配分する。
前回に続いて平均法を解いたことで、少しずつ計算の流れが見えてきた。
まず、
直接材料費と加工費を分ける。
そして、
加工費だけ進捗度を考える。
この基本を忘れないようにしたい。
=======
人生をジワジワ良くする
瞑想トレーニングに興味がある方はこちら
↓ ↓ ↓
LINEオープンチャット
「武術瞑想トレーニング交流会」
著作物紹介:
※kindle unlimited にご登録中の方は全て無料で読めます。(未登録の方は30日間無料体験を使えば無料で読めます)
「リーダーのための瞑想トレーニング」
「あなたの知らない非常識な幸せの法則」
「超速化時代の冒険:AIライティングと武術気功の叡智」
「AIライティング最速出版術」
空手家との組手や演武などの動画は下記サイトでご覧いただけます。
(武術気功健康教室|大阪府四條畷市)

