通り魔に刃物で襲われたら
刃物で狙われる場合、大体3通りのケースが考えられる。
1.通り魔に無差別で狙われる
2.金品、もしくは性加害などが目的の脅迫として
3.怨恨、または喧嘩などでの殺傷や威嚇を目的として
今回は1.のケースを考える。
目の前の相手が手に刃物を持っていて襲ってくるかもしれなかったら、どうすればいいだろうか?
まず無事逃げ切ることを考えなければならないが、それは最初に気付いた時点での距離、間合いによる。
一足一刀の間合いの中(一歩の踏み込みで刃物の打突が当たる距離)にいる場合、背を向けて逃げると背中を刺される恐れがある。
この場合、まず手を上げて身体の中心を刃物で直撃されないように全神経を集中しなければならない。
防御に使える物があればフル活用し、それが攻撃にも使えるようであれば反撃して逃走の機会を作る。
刃物を持った相手に攻撃する時は全身全霊で、気迫で負けてはならないが、できれば相手より先に動かないようにする。
相手が攻撃して来ず、距離を取れそうなら取って逃げられる隙を窺う。
どうしても戦わなければならない状況なら、反撃のタイミングは相手が攻撃しようとする正にその時がベストだ。
ここで必要なのは「最悪腕を一本失ってでも、何をしてでも必ず生き残る」という覚悟である。
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(武術気功健康教室|大阪府四條畷市)