製造原価報告書|50代の資格挑戦・学習記録 #52
製造原価は、最後に一枚へまとめる──
今回学んだのは、製造原価報告書の作成について。
これまで工業簿記では、材料費・労務費・経費を計算し、さらに仕掛品や完成品の原価まで求めてきた。
しかし、それぞれを個別に計算するだけでは、会社全体として「今期の製造原価はいくらだったのか」が一目で分からない。
そこで作成するのが「製造原価報告書」である。
この報告書は、製造活動で発生した原価を一枚にまとめ、損益計算書へつなぐ重要な書類なのだ。
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😸製造原価報告書の形式①
製造原価報告書には、
* 材料費・労務費・経費に分類する形式
* 製造直接費・製造間接費に分類する形式
の2種類がある。
まずは、材料費・労務費・経費に分類する形式を見てみよう。
今回の資料では、
* 材料費:180円
* 労務費:230円
* 経費:130円
となり、
当期総製造費用は540円となる。
さらに、
* 期首仕掛品棚卸高:60円
* 期末仕掛品棚卸高:50円
を加減すると、
当期製品製造原価は550円となる。
つまり、
当期総製造費用 ± 仕掛品の増減 = 当期製品製造原価
という流れで計算するのである。
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😸製造原価報告書の形式②
もう一つの形式では、
* 直接材料費
* 直接労務費
* 製造間接費
という分類でまとめる。
今回の例では、
* 直接材料費:180円
* 直接労務費:150円
* 製造間接費:210円
となる。
製造間接費には、
* 従業員賞与
* 減価償却費
* 保険料
など、製品へ直接対応しない費用をまとめて記入する。
分類方法は異なるものの、
当期総製造費用540円、
そして
当期製品製造原価550円
という最終結果は変わらない。
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😸今回の学び
製造原価報告書は、これまで学んできた原価計算の集大成ともいえる書類だった。
材料費・労務費・経費をそのまま分類する方法もあれば、直接費と間接費に分ける方法もある。
どちらの形式でも目的は同じであり、
当期に製造した製品の原価を明確にし、財務諸表へ正しくつなげることである。
工業簿記で学んできた一つ一つの計算が、この一枚の報告書へ集約されることがよく理解できた。
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