経営につながる基本|50代の資格挑戦・学習記録 #51
そして経営につながっていく──
今回学んだのは、工業簿記における財務諸表である。
これまで学んできた工業簿記では、材料費・労務費・経費を集計し、仕掛品や完成品の原価を計算してきた。
しかし、それらの計算は原価を求めることだけが目的ではない。
最終的には、会社全体の財務諸表を作成するためにつながっているのである。
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😸工業簿記における財務諸表
会社は会計年度の終わりに、
* 損益計算書
* 貸借対照表
を作成しなければならない。
そして製造業では、これらに加えて製造原価報告書も作成する。
製造原価報告書は、工場でどれだけの製造原価が発生し、それがどのように完成品へ振り替えられたかを示す書類である。
つまり、仕掛品勘定の内容をまとめた報告書と考えれば分かりやすい。
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😸勘定の流れを見る
今回の図を見ると、工場の原価は次のような流れになっている。
まず材料勘定では、
期首有高+当期購入高−期末有高=当期消費高
となり、実際に製造へ投入した材料費が求められる。
労務費では、
前期未払高+当期支払高−当期未払高=当期消費高
となり、その期間に実際に消費した労務費が計算される。
経費も同様に、当期に消費した金額が集計される。
これらの材料費・労務費・経費は、すべて仕掛品勘定へ集められる。
仕掛品勘定には、
* 期首仕掛品
* 当期総製造費用
* 当期完成高
* 期末仕掛品
が記録され、この内容が製造原価報告書になる。
そして完成した製品は、仕掛品勘定から製品勘定へ振り替えられる。
製品勘定では、
* 期首製品
* 当期完成高
* 売上原価
* 期末製品
が整理され、ここから損益計算書や貸借対照表へつながっていく。
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😸今回学んだこと
今回学んで印象に残ったのは、工業簿記も商業簿記も最後は同じ財務諸表へつながるということだった。
工業簿記は工場の中だけの計算に見えるが、その結果は製造原価報告書となり、さらに損益計算書や貸借対照表へ反映される。
これまで学んできた材料費や総合原価計算など、一つ一つの計算がここで一本につながった気がした。
工業簿記は単なる計算問題ではなく、会社全体の経営成績や財政状態を正しく表すための仕組みなのだと理解できた。
次回も引き続き、一歩ずつ理解を深めていこうと思う。
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