材料の追加投入3|50代の資格挑戦・学習記録 #50
材料は少しずつ使うこともある──
今回学んだのは、工程を通じて平均的に追加投入する材料の計算方法である。
前回は、工程の途中で材料を投入する場合は、「いつ投入するか」と月末仕掛品の加工進捗度を比較して考えることを学んだ。
しかし、すべての材料が特定のタイミングで投入されるわけではない。
工程の最初から最後まで、少しずつ使われる材料もある。
その場合は、これまでとは違う考え方が必要になる。
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😸工程を通じて平均的に追加投入する場合
今回の例では、D直接材料は工程全体を通じて平均的に投入される。
つまり、加工が20%進んでいる製品には材料も約20%、80%進んでいる製品には約80%使われていると考える。
例えば、毛糸でマフラーを編む場面を想像すると分かりやすい。
編み始めでは毛糸は少ししか使わないが、完成に近づくほど使った毛糸の量も増えていく。
このような材料の使われ方は、加工費の発生の仕方によく似ている。
そのため、D直接材料費は材料の完成品換算量ではなく、加工費と同じ完成品換算量を使って計算する。
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😸完成品換算量で平均単価を求める
今回の加工費の完成品換算量は、
* 月初仕掛品:20個 ×(100%−80%)=4個
* 当月投入分:120個
合計124個となる。
したがって、D直接材料費の平均単価は、
(320円+5,880円)÷124個=1個あたり50円
となる。
月末仕掛品は30個で加工進捗度80%なので、
30個 × 80%=24個(完成品換算量)
これに平均単価50円を掛けると、
月末仕掛品のD直接材料費は1,200円となる。
残りが完成品に含まれるD直接材料費なので、
320円+5,880円−1,200円=5,000円
となる。
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😸今回の学び
工程を通じて平均的に投入する材料は、加工が進むほど少しずつ増えていく。
そのため、工程の始点投入や途中投入とは違い、加工費と同じように加工進捗度を考慮した完成品換算量で計算することが重要である。
材料は「いつ投入するか」だけでなく、「どのように投入されるか」でも計算方法が変わる。
総合原価計算では、その違いを理解することが正確な原価計算につながるのだ。
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