2023-02-06
制心訓練は護身訓練であると同時に、気功でもある。 「気」は「制心をかける」(相手の重心を制する)際に必須の力だ。 それは実戦で相手と触れた一瞬に、相手の重心、攻撃のベクトル、勢い、気力などを全て感知し、それらを制すること […]
2023-02-03
武術瞑想においては思考より感覚を優先させた方が良い場合が多い。 しかし静功(身体を動かさない訓練)においては特に、イメージを使いつつ熟考することも重要である。 動功においてゆっくり動くのは、じっくり考えながら感覚を確認し […]
2023-01-20
制心道ではバランスを重視する。 他の格闘技に多く見られるような、構えを左前か右前かに固定するなどということはない。 利き手、利き足が主に使われることは仕方がないが、極力反対側の手足も使えるようにした方が良い。 これは制心 […]
2023-01-18
陰陽制心術は、究極の対打撃防御術である。 相手のいかなる打撃も、一触で無効化する技術を「制心をかける」と呼んでいる。 そしてこれが可能となれば、易々と相手に近づくことができ、必要であれば攻撃を加えることができる。 これは […]
2023-01-14
護身における咄嗟の対応については、思考を挟むと全く間に合わない。 ゆえに、ケース毎の型を沢山覚えるという訓練は役に立たないのである。 「このケースでは…この動きだ!」 などと考える間もなく、やられてしまうのである。 そし […]
2023-01-11
真の武術においては、攻撃または防御のみの技はない。 防御は即ち攻撃であり、攻撃は防御を兼ねていなければならない。 格闘技を志向する者は攻撃の威力ばかりに関心を持ちがちだが、真に重要なのは完璧な防御技術である。 そしてそれ […]
2023-01-09
武術気功には護身術としての側面もある。 ゆえに中途半端には取り組むべきでない。 健康のためにだけ、少し趣味として学ぶのも良いことではある。 しかし、現実的に使える護身術を身につけようとするならば、本気で真剣に取り組まなけ […]
2023-01-03
刃物は敵が持っていると厄介な武器であるが、速度でいえば素手の方が速い。 なぜなら刃物には多少なりとも重さがあるからだ。 また効率的に扱うのには訓練を要する代物である。 素手の攻撃を完封できたなら、物理的、運動的には刃物の […]
2023-01-02
護身の現場において、格闘に慣れない人は全身が緊張し、力んで固まってしまう。 こうなると相手の動きに対応するどころか、感知することすら出来なくなり、非常に危険である。 一方、危機においてはボンヤリしていて力が入っていないの […]
2022-12-31
強者や恵まれた者を妬み羨ましがっても、ネットで叩いても、自分が強くなることは一切ない。 強くなるには「気」と身体を改善し、最適化する訓練を実践して、真技を得るまで繰り返さなければならない。 もちろん、すぐに結果が出るとは […]