2024年6月

制心術
無動訓練の本質

無動訓練とは、正中制心(站樁/立禅)に代表されるように、一定の姿勢を保ちながら動かない訓練の総称です。激しい動きも静かな動きも、全ての動きの根源は無動姿勢にあります。 制心バランスと無動訓練 制心バランスを保った状態で動 […]

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制心術
微動訓練

微動訓練は、植物の生長のように極めてゆっくりと動く訓練法です。この訓練法の目的は、動作の始まりと終わりの形だけでなく、途中の形においても絶対制心(自分の身体の中心・重心を制すること)ができているかを確認することにあります […]

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制心術
站樁:武術の基礎と真髄

道家武術の修得に欠かせない「站樁」とは? 道家武術を学ぶ上で、「站樁(タントウ)」と呼ばれる練習法に積極的に取り組むことが、修得の鍵となります。この「站樁」とは一体何なのでしょうか? 簡単に言うと、站樁は以下の効果を同時 […]

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制心術
新感覚の武術健康法

近年、健康的なライフスタイルを求める人が増える中、新しい武術健康法として「制心訓練法」をオススメしています。制心訓練法は、道家武術(心意派)の流れを汲む護身武術「制心術」の修得を目的とした訓練法で、身体と精神の両面からア […]

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制心術
気力を養う

制心訓練法の最大の利点は、気力を養えることにあります。しかし、気力を養うのに適した時期があり、年齢が高くなりすぎてからでは難しい面があるようです。例えば、私自身が今(48歳)から20代後半の頃と同じように毎日稽古をしよう […]

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制心術
両利きの優位性

格闘スポーツと武術では、構えに対する考え方に大きな違いがあります。 格闘スポーツにおける構え 格闘スポーツでは、選手は自分に合ったスタンスを選択し、相手の構えに関わらずそのスタンスを維持します。これは一定のルールの中で勝 […]

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制心術
体重を味方につける

制心術の攻防では、常に相手の中心を狙う。 その際フェイントにかからないように腕は力を抜いて柔らかくしておかなければならない。 しかし相手の圧に負けないようにもしなければならないが、そのためには体重を利用する。 体重を上手 […]

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制心術
故障を避ける

間違った練習法を続けたり、練度より強すぎる稽古をしたりすると、故障してしまう可能性が高くなる。 護身においては健康体を保つことの方が強くなるより重要だ。 強くなろうとして健康を害してしまっては元も子もない。 故障を避ける […]

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制心術
脳トレとしての制心訓練法

制心訓練法は脳トレとしても優れている。 なぜなら、制心訓練においては、全身の神経、感覚をフル活用するからだ。 しかもそれはかなり意識的に行わなければ、制心術の技を使ったり、身につけることはできない。 例えば相対制心(推手 […]

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制心術
重心

制心訓練法においては、重心について理解しておくことが非常に重要だ。 物体は、その重心点が支持基底面上空から出ると立っていられない。 この法則を理解し、応用しなければならない。 つまり、自分の身体については、重心をなるべく […]

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