本社の売上|50代の資格挑戦・学習記録 #59
本社の売上、工場には仕訳なし──
今回学んだのは、本社が製品を販売したときの処理である。
前回は、工場で完成した製品を本社へ送ったときの仕訳を学んだ。
その時点では、製品は工場から本社へ移動しただけで、まだ利益は発生していなかった。
今回は、その製品を本社がお客様へ販売した場合の処理である。
ここで初めて、売上と売上原価が計上される。
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😸本社が製品を売り上げたときの処理
CASE 58では、本社が製品を120円で掛け売りしている。
そのため、まずは通常の掛け売上の仕訳を行う。
* 売掛金 120円
* 売上 120円
さらに、販売した製品の原価80円は、まだ「製品勘定」に残っているため、そのままでは売れたことにならない。
そこで、
* 製品勘定から80円を減らし、
* 売上原価勘定へ80円を振り替える。
これによって、
売上120円 − 売上原価80円 = 売上総利益40円
という利益が計算できるようになる。
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😸工場では何もしない理由
今回の取引は、お客様への販売活動である。
工場の役割は製品を作ることであり、販売は本社の仕事だ。
そのため、この取引で動く勘定は
* 売掛金
* 売上
* 売上原価
* 製品
これらはすべて本社の勘定である。
工場の帳簿には影響がないため、工場では仕訳を行わない。
本社工場会計では、
製造に関する取引は工場、販売に関する取引は本社
という役割分担を意識すると、どちらで仕訳するのか迷わなくなる。
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😸CASE 58の仕訳
◆本社の仕訳
借方 金額 貸方 金額
売掛金 120 売上 120
売上原価 80 製品 80
◆工場の仕訳
仕訳なし
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📘今回の学び
本社が製品を販売したときは、本社で売上を計上すると同時に、製品勘定から売上原価へ原価を振り替える。
一方、この取引は販売活動なので、工場では何も処理を行わない。
本社工場会計では、「製造は工場」「販売は本社」という役割分担を意識すると、仕訳の流れが理解しやすくなる。
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