本社・工場間の取引|50代の資格挑戦・学習記録 #56
本社と工場は、別々に記録する──
今回学んだのは、工場会計が独立している場合の「本社・工場間の取引」の処理である。
前回は、工場の規模が大きくなると、本社とは別に工場でも帳簿を持ち、材料や仕掛品、製品などの管理を行う「工場会計の独立」を学んだ。
では、そのような会社で本社が材料を購入し、工場へ送った場合はどのように記帳するのだろうか。
ポイントは、本社と工場がお互いを一つの取引先のように考えて処理することである。
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😸本社勘定と工場勘定
工場会計が独立している場合、本社と工場はそれぞれ別々の帳簿を持っている。
そのため、本社から工場へ材料を送るような社内取引も、それぞれの帳簿に記録しなければならない。
このとき使用するのが、
* 本社側:工場勘定
* 工場側:本社勘定
である。
教材によっては「工場元帳勘定」「本社元帳勘定」と呼ばれることもあるが、考え方は同じだ。
つまり、本社から見れば相手は「工場」、工場から見れば相手は「本社」というだけである。
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😸本社が材料を購入して工場へ送る場合
今回の例では、本社が材料100円を掛けで仕入れ、そのまま埼玉工場の材料倉庫へ送っている。
まず本社では、掛け仕入れなので買掛金(負債)が100円増加する。
一方、材料は本社には入らず工場へ直接送られている。
そのため、本社には材料勘定が存在せず、材料を受け入れる仕訳は行わない。
代わりに、「工場へ材料を渡した」という意味で工場勘定を使用する。
本社の仕訳
(工場)100 / (買掛金)100
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工場では、実際に材料を受け取っているため、
材料(資産)が100円増加する。
しかし工場には買掛金勘定がない。
代わりに、本社から材料を受け取ったことを示すため、相手科目として本社勘定を使用する。
工場の仕訳
(材料)100 / (本社)100
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😸覚え方のポイント
この問題は難しく考える必要はない。
本社と工場は別々に帳簿を持っているため、お互いを取引相手として記録するだけである。
つまり、
* 本社では「工場」
* 工場では「本社」
という相手科目を書くだけだ。
本社には材料勘定がなく、工場には買掛金勘定がないことも合わせて覚えておけば、迷うことは少なくなるだろう。
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今回の学び
工場会計が独立すると、本社と工場はそれぞれ別の帳簿で管理される。
そのため、社内であっても本社・工場間の取引として記録し、本社は工場勘定、工場は本社勘定を使う。
社内取引とはいえ、双方の帳簿がきちんと対応することで、会社全体の会計が正しく成り立っていることを学んだ。
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