制心訓練法

制心術
拇指球立ち

制心訓練法の基本は拇指球立ちです。 拇指球とは足の親指のつけ根にある膨らんだ部位のことで、そこに全体重を乗せ、かかとはやや浮かせて立つ姿勢を拇指球立ちとしています。 日頃立つ時、歩く時は常に拇指球立ちをすると、良い訓練と […]

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制心術
広く浅くか狭く深くか

「継続は力なり」と言われるまでもなく、私達は一つのことを続けることの重要性、威力をよく知っています。 しかし多種様々な経験を積むこともまた、思わぬところで役に立ったり、人生の妙味となることもあるでしょう。 武術は長く続け […]

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制心術
心と身体の正中軸

身体の正中軸とは体幹基底中心点(会陰:性器と肛門の中間)と頭頂中心点を結んだ仮想の線分です。 正中軸を垂直に立て、極力長く伸ばすのが制心訓練法の基本となります。 では、心の正中軸とは何でしょうか。 それは、全ての命(気と […]

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制心術
道家武術

太極拳は中国の高級拳法、内家三拳の一つで、その背景に太極学と呼ばれる宇宙哲学があります。 太極学の大元は道家思想なので、道家系の武術ともいえるでしょう。 私が指導する武術のルーツは形意拳の心意派で、太極拳と同じく道家の流 […]

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制心術
站樁(立禅)の時間

站樁(タントウ/タンチュン=立禅)は1回に何分立てば良いかという話。 私の経験からいえば、30分程度が妥当ではないかと思います。 取り組み始めてすぐは1〜5分と短時間でもかまいませんが、毎日最低1回は行って、少しずつでも […]

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制心術
気力を精力に変えて善用する

気力は主に精神的な力であり、身体的な活力や健康度、若さなどに相関します。 体力をつけるために身体を鍛えると、気力も向上するでしょう。 気力と体力を調和させながら精製されたエネルギーが精力となります。 精力は筋トレやスポー […]

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制心術
反応の最適化

制心訓練法とは「反応すべき時に適切に反応し、反応すべきでない時にはしない」ための訓練ともいえます。 つまり、まずは反応すべき時か否かを見極める力を養わなければなりません。 また適切な反応の仕方についても知っておき、無思考 […]

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制心術
なぜ制心訓練法は最高の健康法なのか

制心訓練法で運動能力を高めると、体調維持・健康増進が劇的に楽になる理由。 それはまず適度な運動こそ最高の健康法という前提があります。 なので運動嫌いはドンドン不健康になってしまいますが、そんな人でも制心訓練法で身体能力が […]

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制心術
身体との対話

正中制心(站樁/立禅)などの無動訓練中に痛みを感じた時は、まずその痛みを観察してください。 身体のどこが痛むのか、原因を推測し、姿勢や呼吸を変えたり、力を抜くことで改善しないか、極めてゆっくり、少しずつ色々試してみましょ […]

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制心術
心と身体の陰と陽

心と身体はどちらが陰でどちらが陽でしょうか。 身体は目に見える物質であるのに対し、心は形や質量がなく、目に見えません。 陰(オン)は鬼(オニ)の語源とされ、目に見えない病源体を指したものという説もあるので、この事からも見 […]

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