制心訓練法

制心術
非常識と逆転の発想

道家武術には站樁(タントウ:立禅)という「動かない」稽古がある。 武術というダイナミック(動的)な世界において、不動の訓練を行うというのがまず非常識であり、逆転の発想から生まれたものといえる。 また動きの練習においても可 […]

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制心術
まずは「できる」と考える

何か目標があるのなら、まずは達成できると考えよう。 実際は困難である場合も「それは簡単だ」と思って始める方が良い。 站樁功(立禅)をするなら「ただ立つだけなら複雑な動きを覚えるより簡単だ」と思う。 言葉の使い方を変えれば […]

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制心術
合理的に成長するには

論語に「學びて思はざれば則ち罔し。思いて学ばざれば則ち殆し」という言葉がある。 学ぶだけで自分で考えなければ智慧はつかないし、自分で考えるだけで学ぶことがなければ危なっかしいという意味だ。 道家武術においてもこの言葉は通 […]

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制心術
武術と護身術

「武術を習ったら護身術としても使えますか?」と訊かれたら…答えはYesでありNoでもある。 そもそも武術は昔の戦争や無法状態で生き残るための護身術だった訳で、これ以上のものは「術」としては現存し得ない。 しかし護身術レベ […]

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制心術
上達度合は直線的ではない

武術の上達を実感できるまでには、かなりの期間が要る。 一時期熱を入れて頑張っても、大した変化を感じられないことも多い。 また、真面目にコツコツ練習を続けていたとしても、なかなか上達しないことすら珍しくない。 これは練習の […]

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制心術
積み重ねの威力

武術に興味がある人の中には、相手を一撃で倒せる「必殺技」を求める人が多くいるようだ。 しかし、残念ながらそのようなものは存在しない。 一人稽古を毎日コツコツ繰り返して何年も続けた結果、必殺技に匹敵するような素晴らしい体験 […]

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制心術
上達を測る基準

武術の上達を測るための方法はいくつかある。 最終的には、自由組手でランダム・リアルスピードの攻撃をいかに完封できるかが課題となる。 ここから逆算してカリキュラムが組まれる訳だが、まずは一人で正しく立つことが最初歩となる。 […]

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制心術
上達を測る基準

ゴルフと同じように武術のレッスンプロを養成しようと考えた時、一つの課題が生じた。 ゴルフと違い武術にはスコアがない。 レッスンプロのミッションは生徒を上達させることだが、武術は相対的なものであり、基準も曖昧である。 みな […]

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制心術
武術インストラクター養成講座

「武術インストラクター養成講座」を開講予定。 詳細は未定なので、受講希望者の要望を聞きながら内容をつめていく。 きっかけは芸人の瀬下さんがスキャンダルで仕事を失い、ゴルフインストラクターをしているという記事を読んだこと。 […]

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制心術
逃げ上手になる

格闘スポーツとは違い、護身においてはまず「上手く逃げる」ことが重要となる。 闘う場合もあくまで防御が主で、瞬間的な対応に留めて最少限にしなければならない。 これは長い期間で考えた場合の人間関係にも当てはまる。 長く闘うよ […]

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