武術

制心術
蹴り技について

制心術の元となる道家武術においては、蹴り技は特にない。 だが空手との交流などから使わないことはない、という程度の扱いであった。 私も昔は実戦において蹴り抜は不要であると考えていた。 しかし今は、いくつかの蹴りは組手や護身 […]

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制心術
「気」を感じる方法

「気」を養うには、正中不動制心(站樁/立禅)を毎日行い、それを長期間続けると良い。 その際どのようなことを意識すれば「気」を感じやすいかというと、「指先」に生じる通常時と異なる感覚に集中する。 そのためには脱力、リラック […]

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制心術
本物の強さとは

身長が平均以上ある男性なら、筋肉をつけるだけで「強そう」に見える。 強そうな外見は暴力の抑止力になるので、そのような護身もアリだろう。 しかし小柄な男性は筋肉を限界まで肥大化させても、身長の高い人よりはナメられやすいので […]

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制心術
通り魔に刃物で襲われたら

刃物で狙われる場合、大体3通りのケースが考えられる。 1.通り魔に無差別で狙われる 2.金品、もしくは性加害などが目的の脅迫として 3.怨恨、または喧嘩などでの殺傷や威嚇を目的として 今回は1.のケースを考える。 目の前 […]

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制心術
正中軸

従来の武術用語に「正中線」という語がある。 これは人体の中心を上下に走る仮想の線で、身体を正面から見た図に描かれることが多い。 そのため、この線は二次元的に捉えられているように思われる。 しかし、自分の身体の中心を制する […]

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制心術
聴勁(チョウケイ):気を読み取る

聴勁(チョウケイ)というのは、相手の「気」を読み取り、動きを一早く読んで対処する技術だ。 聴勁は正しい推手を繰り返すことで修得できる。 逆にいえば、聴勁を修得できるのが正しい推手といえる。 つまり全く圧をかけない推手は意 […]

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制心術
武術の本質

推手は非常に優れた訓練法である。 しかし、組手で活かすことを意識して取り組まなければ、柔道などと同じように武術の本質から離れ、ゲーム化・スポーツ化してしまう恐れがある。 組手もある意味ゲーム・スポーツ的側面はあるが、ルー […]

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制心術
危険を察知する感覚を磨く

護身において最も大切なことは、一早く危険を察知する鋭敏な感覚をもっていることだ。 では、どうすれば感覚を鋭く磨くことができるか? それが武術の鍛練を積む意味といえる。 現代日本は比較的治安も良く、暴力犯罪に巻き込まれる確 […]

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制心術
対打撃防御の原理原則

対打撃防御ではまず、顔面(特に目)を完璧に守らなければならない。 そのため、基本的に手は顔の高さ近辺に上げたまま下ろさないようにした方が良い。 ボディブローへの対処などで瞬間的に下ろすのはやむを得ない場合もある。 しかし […]

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制心術
護身武術の基本

実戦においては、攻撃の威力・破壊力よりも、攻防一致技の方が重要だ。 実戦の動きの中では、攻防一致の技術をもった者に対して強力な打撃を当てることは、ほぼ不可能だからである。 実戦では攻撃に威力を乗せるよりも、最速で正確に急 […]

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