制心訓練法

制心術
武器の欠点

武器の欠点は扱いが難しいことと「重さ」にある。 重量は威力を出すのに役立つが、動かすのに時間がかかってしまう。 これは弓矢や銃器についても共通する。 デカくて重いと威力はあるが取り扱いが難しく、動きが鈍くなってしまうのだ […]

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制心術
健康/護身/気功

制心術には主に三つの側面がある。 それは「養生法(健康法)、「武術(護身術)」「気功」であり、全ては渾然一体で明確に分けられるものではない。 しかし人によって何を目的・目標にし、何を入り口とするかは異なるので、よりその人 […]

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制心術
「道」に従う

孫子は戦争においてまず第一にはかり考えなければならないことについて「道」であるとした。 個人的な戦いである護身の現場においても、同様に「道」に従っていることは最重要事項だ。 なぜなら護身の目的は危機を回避して生き延びるこ […]

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制心術
恐怖を克服する

防御が完成するまでは、自由組手はするべきではない。 一度強烈な打撃を喰らってしまうと、恐怖心が刻み込まれてしまうかもしれないからだ。 恐怖は身体を緊張させ固くしてしまう。 身体が固くなると動きは遅くなり、最悪止まってしま […]

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制心術
精力を維持増強する

精力≒体力、気力、健康度合などである。 武術的な技のレベルや強さよりも、精力的であることの方が人として重要だ。 精力は善用されれば社会や本人にとって大いに益がある。 だがエゴのために用いられれば、社会や本人に大きな害悪と […]

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制心術
安定性と機動性

陰陽制心術(かげひせいしんじゅつ)においては、立位が安定しているということは大前提となる。 ただ、安定だけを求めるのであれば柔道における自護体のように足を大きく開いて(支持基底面を広くし)腰を低くして重心を下げれば良い。 […]

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制心術
本当の敵

制心術で鍛えた心身を以って闘うべき敵は、実は外界には存在しない。 本当に倒すべき敵は己の内にいる。 即ちそれは己の弱さ、弱い心やエゴ、悪徳などである。 これらに負けないために、制心術は存在する。 心に一切の弱さを持たない […]

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制心術
一段上の健康を目指す

身体を壊してしまっては武術どころではない。 まずは最低限の健康は維持しなければならない。 若いうちは体力を過信して不摂生や無茶をしがちだ。 しかし度が過ぎると身体にダメージが蓄積し、歳をとってからガタが来るので気をつけな […]

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制心術
站樁の効用

站樁(タントウ:立禅)は心と身体を同時に調整、最適化し、強く鍛え上げる効用がある。 まず身体面においては、拇指球に重心をかけて長時間立ち続けることで足腰体幹が強化される。 長時間良い姿勢を意識して立つことで、自然に無理無 […]

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制心術
師の探し方

師を探すのには時間をかけた方がよい。 自分の最終的な目標が何か、どのような状態なのかを明確にし、それを実現、具現化している、かつそこへ導く能力をもった人物を探すべきだ。 つまり師を探すとは、結局自分の望みを知る、自己を知 […]

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