圧倒的に強いジジィになる
ssakamoto強いジジィは実在する。圧倒的な強さを保ち続ける達人──その秘密は、若さや筋力に頼らない武術の真髄にある。私は武術の修練を通じて、年齢を重ねるほどに強くなれることを実感している。
圧倒的に強いジジィになるための秘訣は、心身の最適化にある。極端に激しい訓練を、短期間ガムシャラに取り組んでもダメだ。それは心（こころ）と身体の重心をコントロールし、全身全霊の力を理想的な形で集中させて発揮する技術であり、修得には数十年単位の期間を要する。
若者のように体力や筋力、俊敏性などのフィジカルに頼るのではなく、相手の力を利用し、無理無駄なく最小限の力で最大の効果を生み出す。この技術は年齢を重ねても衰えることなく、むしろ練度が増すことで更なる洗練を遂げていく。
特に重要なのは、站樁（タントウ：立禅）という行法の修練である。これは外見上は単純な立ち方に見えるが、内面では気と力の流れを整える深い実践となっている。この修練を通じて、足腰体幹、正中軸が強化され、バランス感覚が磨かれていく。そして何より、心身の統一された状態を作り出すことができる。
また、日常生活の中での意識的な動作も重要な修練となる。歩く、座る、立つという基本的な動作を意識的に行うことで、常に身体の使い方を改善し続けることができる。これらの実践は特別な時間を必要とせず、日々の生活の中で自然に行えるものだ。
私の経験では、このような修練を積み重ねることで、年齢を重ねても若い実力者たちの攻撃を難なくさばけるようになった。それは単なる技術の修得だけではなく、長年の修練で培われた直感的な洞察と、身体に染み付いた正しい（攻防一致の）動きの結果である。
圧倒的に強いジジィになることは、決して非現実的な目標ではない。それどころか、武術の本質を理解し、正しい修練を積み重ねることで、必然的にたどり着ける境地なのだ。年齢による身体能力の低下は避けられないが、それを補って余りある感覚と技術を身につけることは可能である。
そして、この道を歩むことは単に強くなるということだけではなく、心身の健康を保ち、充実した人生を送ることにもつながる。圧倒的に強いジジィとは、長年の修練によって得られた深い自己洞察と、揺るぎない技術を持ち合わせた存在なのである。これこそが、真の武術の道が示す理想の姿といえるだろう。
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（武術気功健康教室｜大阪府四條畷市）
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