「気」とは何か

私が正中無動制心(站樁/立禅)の際に洞察した「気」は、ヒンドゥイズム(ヨーガ哲学)の「プラーナ」と同様であり、仮想(科学的観測・実証不能)の「最小単位」として捉えている。

ゆえに素粒子ですら無数の「気」から構成されており、万物は「気」で出来ているといえる。

「気」の種類については、太極学では「陰」「陽」の2種とされ、ヨーガ哲学では「タマス(怠)」「サットヴァ(純)」「ラジャス(激)」の3種とされている。

「気」のレベルで観れば、あらゆる物質はエネルギーであり、波動である。

インド哲学の「プラーナ」は元素・エレメンタル的な捉え方であり、中国武術や気功における「気」は不可思議なパワーや生命エネルギーといった捉え方である。

日本人にとっての「気」という言葉は、心や意識などとの結びつきが強い。

いずれにしても「気」が、極めて根源的なものであるということは違いない。

「気」は信じる心を通してその威力を発揮する、不可思議な存在なのである。

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