人生の究極奥義
せっかちが多い。
武術の修得には長い時間がかかるので、せっかちには向かない。
私が武術を始めたのは27歳の頃だが、「40年もやれば人並にはなれるかな」「死ぬまでには少しでも達人に近づければいいな」と思っていた。
しかし毎日30分の站樁(立禅)を3年以上欠かさずに続けた程には本気だった。
今、武術に興味を持つ者は多いが、本気の人は少ない。
本気でないのにやるなとは言わないが、もう少し気長に真技を追求する人が増えてくれればな、とは思う。
武術でなくても構わない。
人生を楽しむには、何かに本気で打ち込むことだ。
本気でやって、たとえ大したものになれなくても、本気を出さないまま死ぬよりは、遥かに楽しい人生になる。
そして楽しむことこそ、人生の究極奥義なのである。
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(武術気功健康教室|大阪府四條畷市)