筋力と柔軟性
一般的に、格闘において筋力や柔軟性は高ければ高いほど、強くなると考えられている。
しかし筋肉はつけ過ぎると可動域が狭まるし、瞬間的な変化を要する動きが遅くなる。
武術において、これらは致命的な欠点となってしまう。
また相撲や打撃系格闘スポーツではぶつかり合いや殴り合い(打撃の応酬)などが前提なので、怪我予防のために柔軟性が重要視される。
しかし武術ではそのような事はあり得ないので、特別な柔軟性は必要とされない。
ただ、站樁(立禅)を実践すれば必要な柔軟性は得られる。
それは放鬆(ファンソン=リラックス)から来る最適化なのである。
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