2024-10-27
瞑想や站樁(タントウ:立禅)の実践に最も適した時間帯について、長年の経験と東洋思想の知見からお伝えしたいと思う。 伝統的に最も推奨されているのは、日の出前後の早朝だ。この時間帯は気が最も澄んでいて、大地からの気も上昇し始 […]
2024-06-08
道家武術の修得に欠かせない「站樁」とは? 道家武術を学ぶ上で、「站樁(タントウ)」と呼ばれる練習法に積極的に取り組むことが、修得の鍵となります。この「站樁」とは一体何なのでしょうか? 簡単に言うと、站樁は以下の効果を同時 […]
2024-04-08
制心訓練法の基本は道家武術に由来しているので、練習は屋外でするのが望ましい。 しかし制心訓練法は現代日本の社会人が開発し、その対象も多忙な現代人を想定しているので、屋内でテレビやWeb動画を観ながらでも、やらないよりはマ […]
2024-03-31
武術には数千年以上の長い歴史があり、正統を継ぐ者と、革新に挑む者がいる。 制心術にも武の側面がある。 制心術は、道家武術の流れの末端にあり、心意派による革新を継ぐ意志がある。 その革新とは、中国武術の特色とされてきた套路 […]
2024-03-27
中国武術には、中国発祥の道教・道家哲学がベースの拳法を「内家拳」、国外(インド)発祥の仏教がベースの拳法を「外家拳」とする分類がある。 このように、「内家拳」という呼称は中国が基準であるため、私は「道家武術」という呼称を […]
2024-03-26
道家武術の訓練は、その大半が「静」である。 これは「気」を感じ、養うためであるが、なかなか理解され難い。 だが、この「静」の訓練によって「動」が変わる…俊敏でキレがあり柔らか、滑らか、強靭な動きと成る。 「動」の訓練のみ […]
2024-03-24
道家武術の修行法は、站樁(タントウ:立禅)に象徴されるように、動きが観えにくく(静的)地味なものが多い。 地味な練習はその意味や効果が理解され難く、継続が容易ではない。 しかしその困難を乗り越えて長期間続けると、足腰体幹 […]
2024-03-22
文武両道を志すのは簡単なことではない。 しかし文と武は両輪のようなもので、バランス良く鍛えることで安定し、真っ直ぐ進めるようになる。 制心術には文武両道の要素がある。 「文」は学問・芸術・教養などで、宇宙哲学、感覚と表現 […]
2024-03-18
空手や一般的な中国武術などでは、拳や手刀、脛などを鍛えたり、身体を部分的に硬くする鍛練が多い。 そしてそれが気功の代表的なイメージとなっていたりもする(硬功夫など)。 しかし制心術における「気」はこれらとは全く異なり、道 […]
2023-11-30
道家武術は不思議な、ある種神秘的な武術である。 これをマスターし、指導するのは難しいだろうか。 私の個人的見解では、合気系武術よりは簡単ではないかと思う。 合気は一人稽古での上達が難しく、修得までの明確な道筋が示されてい […]