武術

制心術
間を得る者が勝負を制す

間(ま)を得る者が勝負を制する。 逆に、間の悪い者が勝つことはない。 間とは時間・タイミングであり、空間・距離でもある。 つまり「間」とは時空のことなのだ。 人間とは人と「間」であり、間を得るとはタイミングと距離(間合い […]

続きを読む
制心術
気の武術における本当の強さ

あなたは今よりもっと若く、強く、元気になれる。 こう言われたら、信じられるだろうか? もしあなたが、加齢による衰えを実感しているなら、にわかには信じ難いかもしれない。 しかし武術の世界には、老人になっても実戦に強い者がい […]

続きを読む
その他
感覚を研ぎ澄ます

護身において最も大切なことは、一早く危険に気づくことである。 では、どうすればこの感覚を磨くことができるか? それが武術の鍛練を積む意味である。 現代日本は比較的治安も良く、暴力犯罪に巻き込まれる確率も低い平和な社会だ。 […]

続きを読む
制心術
究極の心身開発法

道家武術の鍛練法は一見意味が分かりにくい。 その方法では、強くなるのに時間がかかるように思われがちだ。 いや、実戦で示して見せなければ、強くなれるということを信じられない人の方が多いかもしれない。 しかし、道家武術(心意 […]

続きを読む
制心術
実戦は速さと正確性が命

武術気功を実戦で使うには、まず電光石火の速さが必要である。 究極の俊敏性を得るには、站樁(立禅)などの静功に取り組み、放鬆(ファンソン=リラックス)と発勁(発気)の切り替えを極限の短時間(刹那)でできるようになる必要があ […]

続きを読む
制心術
観察力の重要性と高め方

武術瞑想においては、上達するためにも、護身術として実際に使う時にも「観察力」が重要となる。 まず技術を上達させるには、観る、細かく観察して「本物」の「良」もしくは自分の「不良点」などを見極めなければならない。 そのために […]

続きを読む
制心術
「ミチクサ先生」を読んで思ったこと

『いいかね。教師はあの築山のてっぺんが最終の目標のごとく教えるだろうし、学生もそう思うだろう。でも実は、勉学も生きることも、いかに早くてっぺんに登るかなんてどうでもいいことさ』 『いろんなところから登って、滑り落ちるのも […]

続きを読む
制心術
筋力と柔軟性

一般的に、格闘において筋力や柔軟性は高ければ高いほど、強くなると考えられている。 しかし筋肉はつけ過ぎると可動域が狭まるし、瞬間的な変化を要する動きが遅くなる。 武術において、これらは致命的な欠点となってしまう。 また相 […]

続きを読む
制心術
制心訓練法こそ最強の趣味である

制心訓練法はいつでもどこでも、誰でも、一人ででも複数人ででも、取り組むことができる。 道具はあれば便利な物もあるが、何も使わなくても問題はない。 ゆえにお金もほとんど要らない。 指導を受ける際の謝礼くらいのものであり、指 […]

続きを読む
制心術
本当の敵

制心術で心身を鍛えて倒すべき敵は、実は外界には存在しない。 本当の敵は己の内にある。 即ちそれは己の弱さ、エゴ、悪徳などなのだ。 これらに負けないよう戦うために、制心術は存在する。 心に一切の弱さを持たない人間は、武術で […]

続きを読む