2024-06-23
自由組手、そして実戦においては、構えた時前に出している手での攻撃が最短最速であるので、これを制することが重要となる。 この時相手を怖れて緊張していると腕が固くなり、軽くなってしまう。 その結果前手争いで遅れをとり、簡単に […]
2024-06-21
「気」とは何か。 武術を始めた時は分かっていなかった。 しかし、19年目にして自由組手の中で、ある時突然「これが気か!」と悟った。 「気」が会得でき、相手と対峙した時にその力を発揮できれば、相手がどのような攻撃をしてきて […]
2024-06-12
「気」の組手とは、相手の「気」を読みとった上で、それに自動的に反応した攻防一致技をかける(もしくはかけ合う)組手のことである。 相手の「気」を読みとれれば、フェイントにかかることもなくなり、全ての攻撃に対して余裕をもって […]
2024-04-25
推手は非常に優れた訓練法である。 しかし、組手で活かすことを意識して取り組まなければ、柔道などと同じように武術の本質から離れ、ゲーム化・スポーツ化してしまう恐れがある。 組手もある意味ゲーム・スポーツ的側面はあるが、ルー […]
2024-04-12
実戦(訓練)に強くなるとは、対打撃防御術のレベルを上げるということである。 打撃技は手技と足技に大別され、まずは手技のみ、もしくは足技のみを確実に柔らかくさばけるように、単純な練習から始める。 手技であれば互いの前手の掌 […]
2024-04-03
護身術を修めるためには、自由組手を欠かすことは出来ない。 しかし、制心技術がない内に自由組手をするのは危険だ。 正中制心(站樁/立禅)を繰り返して気と身体を養成し、推手や前手合わせで技(気)を発揮できるようにならなければ […]
2024-04-01
制心術は、究極の対打撃防御術だ。 相手のいかなる打撃も、一触で無効化するのが「制心をかける」という技術といえる。 そしてこれが可能となれば、易々と相手に近づくことができ、必要であれば急所に攻撃を加えることができる。 これ […]
2024-03-29
私が道家武術(心意派)を選んだ理由としては、「実戦に強い」ということと「套路(トウロ≒型)」がないということがある。 型や理論が多いと極一部の天才か実戦経験豊富な者以外は、練習することで逆に弱くなる恐れがある。 心意派の […]
2023-01-24
制心訓練法の目標の一つは、自らの心を完全に制することである。 つまり、ヨーガ(ヨガ)でのディヤーナ(瞑想)、ダーラナー(集中)の一種であり、サマーディー(三昧)を目指すものともいえる。 正中制心(站樁/立禅)はアーサナ( […]
2022-12-19
「心を制する」とはどういうことだろうか。 それは「自らの心の動き・変化を感知し、制御すること」であり、この技術を向上させるのが、制心訓練法の目標である。 自由組手などの実戦的訓練は、わざと心が波立ちやすい状況を作り、そこ […]