2024-05-19
「気」は在ると信じれば存る。 無いと思えば無い。 「気」は「信じる心(気持ち)」を以ってその威力を発揮するからだ。 では「信じる」とはどういう行為、いや心の動き、状能であるか? それは一度心に決めたことに対して、何があっ […]
2024-05-18
制心訓練法とは身を守るための「気」の訓練法でもある。 まず、危険に遭遇しないために感覚を研き澄ましておくことが重要であり、それが制心の目的の一つでもある。 「気」は人間の精神、生命の活力であり、身体から放射していると同時 […]
2024-05-17
グローブ競技と違い、武術には中間距離で打ち合うということがあり得ない。 なぜなら素手防具なしの状態では、軽くとも一発急所に当たれば、それが決定打となるからだ。 ゆえに武術では連打(ラッシュ)を練習することはないが、連打を […]
2024-05-16
実戦的な対打撃防御においては、両手(と前足)で緩衝空間を作ることが不可欠だ。 打撃に対して防御をぶつけにいったり、ブロックガードなどでは、素手防具なしノールール(顔面、目突き、金的あり)の実戦には対応できない。 防御を完 […]
2024-05-15
道場を選ぶのには時間をかけた方がよい。 自分の最終的な目標が何か、どのような状態なのかを明確にし、それを実現、具現化している、かつそこへ導く能力をもった人がいるところを探すべきだ。 つまり道場を選ぶとは、結局自分の望みを […]
2024-05-14
結論から言えば、護身武術としての制心術には、筋トレはほぼ必要ない。 道家武術の基礎をしっかり実践すれば、自然に必要な筋肉はつくし、日常動作が全て鍛錬となり、更に練り上げられた肉体が自然に出来あがってくる。 筋トレをすると […]
2024-05-13
中国武術に興味がある人は「勁(ケイ)」を神秘的なパワーと捉えられている。 だが実際はそれほどオカルティックな代物ではない。 「巠」という漢字は垂直を表すそうで、ここにヒントがある。 垂直+カ=勁である。 つまり最も合理的 […]
2024-05-12
制心訓練法において、身体の柔軟性は高いに越したことはない。 しかし極端に可動域が狭いということがなければ、特別柔らかくなくとも制心訓練法を実践することはできる。 一方、健康増進のためには、ヨーガのアーサナや真向法を実践し […]
2024-05-11
以前読んだネット記事で、ボディガードの人が「どれほど護身術の稽古を積んでも身を守れる保証はない」といっていた。 だがそれは実際的な稽古を積んでいないからだと思う。 護身術として習われる格闘技の例として、空手、柔術、合気道 […]
2024-05-10
パンチ動作における素人と経験者の差は、まずテイクバック(パンチ前の引き、タメ、予備動作)があるかないかといえる。 フィジカルが同レベルであれば、テイクバックがあった方が威力は出る。 しかし、テイクバックは致命的な遅れをも […]