中国武術

制心術
站樁(立禅)こそ基礎にして奥義

制心訓練法では站樁(タントウ:立禅)を重視する。 なぜなら、站樁こそ最もシンプルかつ効果が大きい(その割に危険の少ない)練功法だからだ。 養生、健康法としてだけであれば、站樁だけでも充分効果が得られる。 ただ、站樁は人に […]

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制心術
武術を修得するプロセス

初心者はまず基本、站樁(タントウ:立禅)の形をなるべく正確に覚えることが目標となる。 これは最も重要で奥が深く、奥義を会得した後も終わることのない課題だ。 無動ですらこうなのであるから、その他の絶対訓練も無限に追究できる […]

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制心術
親子で取り組む場合

制心訓練は身体能力や護身能力を高めるので、子供にもさせたいと思う親もあるだろう。 その場合、子供にだけさせるのではなく、親も一緒に取り組んだ方が良い。 また、子供に無理強いをしてはならない。 站樁(タントウ:立禅)などの […]

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制心術
毎日同じ時間に練習する

站樁(タントウ:立禅)は意拳創始者の王薌齋(王向斉)師によると、1日の中で日の出頃、南中(昼12時)頃、日の入り頃の3回、各45分程行うのが理想とされる。 しかし現実的に考えて、現代日本でこの理想を実現できる人はかなりの […]

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制心術
鍛練の組み込み方

具体的にいつどのような鍛練をするかを決めておいた方が良い。 例えば仕事から帰ったら一服する前に站樁をするとかだ。 私の場合は朝早起きし、出勤前に站樁(タントウ:立禅)を済ませていた時期と、夜仕事帰りに神社の裏庭で站樁をし […]

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制心術
修行の全体像

制心術は奥が深いので、一生楽しみながらやっていくぐらいの気長さが要求される。 しかし、ある程度修行の全体像が分かり、どれくらいでマスターしたと言えるのかが分かっていた方が、やる気が出るだろう。 一つの目標としてもらいたい […]

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制心術
完璧な養生法

制心訓練法のメリットは、筋トレやストレッチなどと比べて、一度身につけてしまえば後はほとんどメンテナンスが要らないということだ。 厳密に言えば、修得後は日常動作がトレーニングとなるので、半自動的にメンテナンスされる。 なの […]

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制心術
脳トレとしての制心術

制心術は脳トレとしても優れている。 なぜなら、制心訓練法においては、全身の神経、感覚をフル活用するからだ。 しかもかなり意識的に行わなければ、制心術の技を使ったり、身につけることはできない。 例えば推手という訓練において […]

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制心術
站樁の効用

站樁(タントウ:立禅)は心と身体を同時に調整、最適化し、強く鍛え上げる効用がある。 まず身体面においては、拇指球に重心をかけて長時間立ち続けることで足腰体幹が強化される。 長時間良い姿勢を意識して立つことで、自然に無理無 […]

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制心術
訓練における実戦性と安全性

武術の訓練においては、実戦性と安全性の両立が重視される。 実戦性に偏ると入門者や初級者が訓練に取り組むのが難しくなり、危険が伴う。 安全性に偏ると護身の現場で役立つものではなくなり、武術の本質から離れてしまう。 例えば、 […]

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