武術

制心術
「ミチクサ先生」を読んで思ったこと

『いいかね。教師はあの築山のてっぺんが最終の目標のごとく教えるだろうし、学生もそう思うだろう。でも実は、勉学も生きることも、いかに早くてっぺんに登るかなんてどうでもいいことさ』 『いろんなところから登って、滑り落ちるのも […]

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制心術
筋力と柔軟性

一般的に、格闘において筋力や柔軟性は高ければ高いほど、強くなると考えられている。 しかし筋肉はつけ過ぎると可動域が狭まるし、瞬間的な変化を要する動きが遅くなる。 武術において、これらは致命的な欠点となってしまう。 また相 […]

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制心術
「気」を養う

「気」を養うのはかんたんである。 暮らしを今より少し丁寧に、健康的にすれば善いだけだからだ。 それは植物を育てるようなものであり、手をかけ過ぎても、かけなさ過ぎてもよろしくない。 適切な環境、適切な条件の下では、自然と育 […]

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制心術
制心訓練法こそ最強の趣味である

制心訓練法はいつでもどこでも、誰でも、一人ででも複数人ででも、取り組むことができる。 道具はあれば便利な物もあるが、何も使わなくても問題はない。 ゆえにお金もほとんど要らない。 指導を受ける際の謝礼くらいのものであり、指 […]

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制心術
本当の敵

制心術で心身を鍛えて倒すべき敵は、実は外界には存在しない。 本当の敵は己の内にある。 即ちそれは己の弱さ、エゴ、悪徳などなのだ。 これらに負けないよう戦うために、制心術は存在する。 心に一切の弱さを持たない人間は、武術で […]

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制心術
左右の歪みを早く治す方法

武術気功は基本的に屋外で行うものである。 しかし忙しい現代人は伝統に従うだけでなく、屋内での運動も工夫して行う方が良い。 たとえば站樁(立禅)を屋内でする際は、姿見の鏡の前で形を確認しながら立つのも、様々な発見ができるの […]

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制心訓練法
「運動しなきゃ」と思いつつ全然できていないBさん

「運動しなきゃ」と思いつつ、全然できていない… 社会人あるあるだろう。 元から運動が得意、好きという人は別だろうが。 運動が苦手な人は、学校体育のせいで運動嫌いになってしまっているのではないか。 普通の社会人でも忙しい中 […]

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制心術
気力を養う

武術気功の素晴らしいところは、気力を養えるという点にある。 ただし気力を養うのは、歳をとり過ぎてからでは難しいという面はあるようだ。 自分も今(47歳)から20代後半頃にしていた訓練をもう一度習慣化しようとは、なかなか思 […]

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制心術
「気」の領域に至るには

制心訓練は護身訓練であると同時に、気功でもある。 「気」は「制心をかける」(相手の重心を制する)際に必須の力だ。 それは実戦で相手と触れた一瞬に、相手の重心、攻撃のベクトル、勢い、気力などを全て感知し、それらを制すること […]

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制心術
「気」と身体を同時に練る

健康を増進するにも、武術的に強くなるにも、「気」と身体を練り上げさえすれば良い。 そしてそれに適した姿勢と動作は多くない。 というよりは極めて少ない。 ゆえに意拳創始者の王向斉師は、伝統的中国武術の象徴ともいえる套路(型 […]

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