2024-03-11
眼は広くぼんやりと、全体を同時に把握できるようにして観なければならない。 狭い範囲でしか見ていないと狙いが読まれるし、裏をかかれてしまったり、フェイントにかかりやすくなる。 なので普段の練習時から、前述の眼の使い方を常に […]
2024-03-10
制心術においては防御が主であり、攻撃は本来余り意識し過ぎるべきではない。 しかし以下の理由により、攻撃の訓練も欠かせない。 まず、防御力を高めるためには、本格的な(打撃系格闘技経験者の)攻撃をさばく練習を繰り返す必要があ […]
2024-03-09
間合いは、上達すればするほど広くなる。 なぜなら、上級者は蹴りについても素速く安定したまま遠くを強く打つことが出来るからだ。 このレベル同士では、蹴りによる牽制の透かし合いとなる。 どれだけフェイントを入れようが、中間距 […]
2024-03-07
ルールがある試合をどれだけこなそうと、実戦、実際の護身の現場で役立つ技能が身につくかは、甚だ疑問である。 訓練をする場合は、常に実戦(最悪)を想定して、その場を切り抜けられるよう意識しなければならない。 そしてそのために […]
2024-03-06
まず重要なのは、心の構えだ。 好戦的であってはならず、争いは避けられるなら避けるのがベストである。 しかし対抗すべき時は臆せず毅然とした態度が取られなければ、武術を学ぶ価値がない。 「義を見てせざるは勇なき也」である。 […]
2024-03-04
自由組手はウソをつかない。 いや、自由組手ではウソをつけない。 自由組手は、あなたの本当の実力を教えてくれる。 そしてあなたがどこを改善すべきかも教えてくれるだろう。 しかし防御が出来ないうちからやったり、競技としてする […]
2024-02-29
ボクシングの格言に「左を制する者は世界を制す」というものがある。 これは打撃においてのリード(前手)の攻防の重要性を物語っている。 武術においても同様で、まずはリードの攻撃をしっかりガードできるようにならなければ組手はで […]
2024-02-23
「気」の力はエゴ(小我)を満たす為には発揮されない。 「気」の力が発揮されると、どのような動きができるか? 「完璧な防御」が無理・無駄なく自然で美しい動きで、相手の動きと完全に同期して実現する。 動けばそれが即ち全て技と […]
2024-02-21
武術養体の基礎にして奥義は站樁であるが、実戦技の奥義は、目突き、金的などの急所攻撃をいかに完璧にさばくか、ということにある。 これを実現するために、全ての鍛錬がなされているわけだ。 フェイントを混じえた目突き、金的蹴りを […]
2024-02-20
武術組手とは武術の技を「ランダム」「リアルスピード」で、つまり実戦に近い形で使えるかを検証するための練習である。 試合ではないので勝敗をつけるものではない。 最終的には素手・防具なしで行うが、防御技術が身につくまでは拳サ […]