制心訓練法

制心術
幸せな人生とは

人は誰でもいずれ死ぬ。 であれば、どのような最期を望むか具体的に想像し、そこから逆算的に生き方を決めていくのは有意義だろう。 もちろん希望通りの死を迎えられない可能性もある。 しかしこれをしないよりは、死の瞬間の後悔や不 […]

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制心術
武術における攻防の要点

ボクシングの格言に「左を制する者は世界を制す」というものがある。 これは打撃系においてのリード(前手)の攻防の重要性を物語っている。 武術においても同様で、まずはリードの攻撃をしっかりガードできるようにならなければ組手は […]

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制心術
武術と格闘スポーツの違い

格闘スポーツにおいては、多少打たれても気合で耐えてそれ以上に打ち返し、打ち勝てという考えがある。 しかし武術においては、まず身体の中心部には触れられてもいけない。 なぜなら武術においてはノールールが前提であり、相手がどん […]

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制心術
人や物との付き合い方

なぜ、人や物を大切にしなければならないか? あなたが人や物を大切に扱うと、巡り巡って将来あなたが人や物に助けられるからだ。 子供の頃、剣道を習わせていただいて良かったのは、礼儀作法や道具(竹刀など)の扱い方を教えていただ […]

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制心術
長期的集中と「気」

「気」の威力を発揮するために最も重要なことは、長期間に渡って集中し続けることである。 言い換えれば、有効な習慣を身につけるということだ。 正中制心(站樁/立禅)は「気」を養成し、威力を高めるために有効な行法である。 推手 […]

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制心術
脱力のコツ

実戦でリラックスできるようになるために、まずは站樁(タントウ:立禅)で完全脱力して立つことを練習する。 站樁で姿勢を決めたら、呼吸を細く深く長く整えていく。 鼻から吐いて鼻から吸う。 腹式呼吸で行う。 この時肩が緊張しや […]

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制心訓練法
自信のつけ方

「自信」という言葉は「自らを信じる」という字で出来ている。 「自らを信じられる」ようになれば、「自信がついた」と言える。 自信をつけようとして勝負に勝とうとしたり、他の人より優秀、有能であろうとしてはいけない。 そのよう […]

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制心術
超越的な「何か」

最初は単純に「強くなりたい」から始め、道家武術の奥深さに触れて人生を狂わせてしまった私だが、心身の激変で得た感動を広く共有することが今の望みである。 それは武の本質とも言えるかもしれないが、もっと言えば全ての本質、道、S […]

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制心術
超長期的な幸福を求める

幸福と不幸もまた、陽と陰の関係にある。 そして幸福であると同時に不幸になることはできず、またその逆も然りなのである。 では、幸福や不幸とは何なのであろうか? それはその人の心の状態である。 心は常に変化し続けているので、 […]

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制心術
武術の練習における注意点

武術の練習は一人でも複数人でもでき、どちらも楽しいものだ。 だが気をつけなければならない点もいくつかある。 元来武術は命に関わる一大事であるので、取り組む際は真剣さが要求される。 しかしそれは険悪であったり、不穏な雰囲気 […]

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