制心訓練法とヨガ
ssakamoto制心訓練法の目標の一つは、自らの心を完全に制することである。
つまり、ヨーガ（ヨガ）でのディヤーナ（瞑想）、ダーラナー（集中）の一種であり、サマーディー（三昧）を目指すものともいえる。
正中制心（站樁/立禅）はアーサナ（坐法）の一種ともいえるだろう。
なぜならアーサナとは集中・瞑想に適した、快適で安定感のあるポーズであり、正中制心も正にそのような姿勢だからである。
身体が完全に健康で、毒や緊張のない状態でなければ、快適な姿勢を得るのは難しい。
身体と心の病がこわばりや緊張を生む。
それらは人を壊すこともあるが、心身ともに柔軟であるとき、人は壊れない。
制心訓練法においては、ヨーガのアーサナほどの柔軟性は要求されないが、動きはしなやかで滑らか、かつ安定感のあるものとなる。
組手においても快適で安定感があり柔らかい動きができていれば、制心訓練法の目標に近づけているということである。
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