五行における水の動き
「水」の特徴は柔らかく滑らかな動きにある。
重さは「金」「土」よりは軽く、「木」「火」よりは重い。
自由組手においてはほぼ「水」の動きで対応可能であり、攻防一致を実現するためには水の動きが欠かせない。
人体そのものも七割が水であり、十分に脱力して適切な姿勢と動きの練習を繰り返せば「水」の境地に至ることができる。
動きの要素は「火」と「水」にしかないが、軽快な歩法や打撃動作は「火」であり、低い重心の滑らかな歩法や柔らかくいなす防御が「水」といえる。
ちなみに震脚や瞬間的に張りをつくるのは発勁の一種なので「金」である。
推手も「水」の動きであるが、電光制心は「火」や「金」の要素も含む。
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(武術気功健康教室|大阪府四條畷市)