非常識と逆転の発想

道家武術には站樁(タントウ:立禅)という「動かない」稽古がある。

武術というダイナミック(動的)な世界において、不動の訓練を行うというのがまず非常識であり、逆転の発想から生まれたものといえる。

また動きの練習においても可能な限りゆっくり動くところから始める。

これも非常識ではあるが、長い目で観れば理に適っている。

不動、または超微動で無駄な力や形、動きを削ぎ落とした者は、結果的に誰よりも速く動けるようになるからだ。

その速さは歳をとっても衰えにくいものであり、科学的トレーニングでは決して到達できない境地である。

西洋合理主義が限界を迎えつつある昨今、道家やヨガなどの東洋実践哲学がもっと顧みられるべきであろう。

=======
空手家との組手や演武などの動画は下記サイトでご覧いただけます。
(武術気功健康教室|大阪府四條畷市)

陰陽制心術

動画 空手家との組手(マススパー)や演武など、陰陽制心術(かげひせいしんじゅつ)の実際の動きをご確認いただけます。 完全瞑想とは 「完全瞑想・陰陽制心術(かげひせ…

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です