身体

制心術
「私」とは何か

生まれた瞬間から死に至るまで、常に共にある。にもかかわらず、その正体を明確に捉えることは驚くほど難しい。日常生活では当たり前のように「私」という言葉を使い、思考し、語り、行動しているが、改めてその中身を問われると、指先か […]

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制心術
神聖幾何学でカラダをつくる

神聖幾何学は、宇宙の根源的な秩序を形として表したものと言われる。円、三角形、六角形、フラワー・オブ・ライフなど、そのパターンは古代文明から現代に至るまで、人の心と身体に深い影響を与えてきた。 我々の身体そのものもまた、幾 […]

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制心術
気と身体を最適化する

我々の存在は、「気」と「身体」の両輪によって支えられている。どちらか一方だけを鍛えても、真の健康や活力には至らない。気とは目に見えぬエネルギーもしくは仮想の最小単位であり、身体はその器だ。器が歪んでいれば流れは滞り、流れ […]

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制心術
秘伝実践会の大阪本部長に任命されました

このたび、私は江花先生から「秘伝実践会」の大阪本部長に任命されました。長年にわたり武術と内的鍛錬の道を歩んできた私にとって、この任命はひとつの節目であり、同時に新たな責任の始まりでもあります。 「秘伝実践会」は、その名の […]

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制心術
人体は一番身近な大自然

山や海、森や空といった外界の風景が自然か──たしかに我々は、雄大な山々の姿に心を打たれ、夜空の星々に神秘を感じる。しかし、実のところ、最も身近にして最も神秘的な自然は、自らの内にある。そう、人体こそが一番身近な「大自然」 […]

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制心術
気と身体は適度につかい続けるのが良い

我々の心身は、使わなければ衰える。使いすぎれば故障する。この当たり前のようでいて奥深い現象は、東洋医学の「気」の概念と現代の健康科学の両方から裏付けられている真理といえるだろう。 気とは、生命エネルギーの源泉であり、我々 […]

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制心術
人生最高の気と身体を更新し続ける

我々の身体は、毎日新しい細胞を生み出す。そして古い細胞は捨てながら、絶え間なく更新されている。しかし、この自然な再生プロセスを最大限に活用するには──生涯にわたって最高の気力と身体の状態を維持するには、意識的な取り組みが […]

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制心術
無動訓練の本質

無動訓練とは、正中制心(站樁/立禅)に代表されるように、一定の姿勢を保ちながら動かない訓練の総称です。激しい動きも静かな動きも、全ての動きの根源は無動姿勢にあります。 制心バランスと無動訓練 制心バランスを保った状態で動 […]

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制心術
微動訓練

微動訓練は、植物の生長のように極めてゆっくりと動く訓練法です。この訓練法の目的は、動作の始まりと終わりの形だけでなく、途中の形においても絶対制心(自分の身体の中心・重心を制すること)ができているかを確認することにあります […]

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制心術
脳トレとしての制心瞑想

制心瞑想は脳トレとしても優れている。 なぜなら、制心訓練においては、全身の神経、感覚をフル活用するからだ。 しかもそれはかなり意識的に行わなければ、制心術の技を使ったり、身につけることはできない。 例えば相対制心(推手) […]

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