武道

制心訓練法
議論は勝負ではない

議論は真理を追求する過程だ。勝ち負けを競うものではない。しかし多くの場合、我々は議論を戦いのように捉えがちである。相手の意見を否定し、自分の主張を押し通すことが「勝利」だと思い込んでしまう。 武道の世界では、真の強さとは […]

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制心術
感謝しとけば間違いなし

感謝は人生を豊かにする最も確実な方法の一つだ。武道では、稽古を始める前と終わる後に必ず礼を行う。この礼には、道場や師匠、稽古仲間への感謝の気持ちが込められている。この習慣は、単なる形式ではなく、心身の調和を保つための重要 […]

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制心術
圧倒的に強いジジィになる

強いジジィは実在する。圧倒的な強さを保ち続ける達人──その秘密は、若さや筋力に頼らない武術の真髄にある。私は武術の修練を通じて、年齢を重ねるほどに強くなれることを実感している。 圧倒的に強いジジィになるための秘訣は、心身 […]

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制心術
46歳時の動き(動画有り)

今(2024年12月現在)私は49歳だが、上の動画(46歳時)よりはもう少し良い動きになっている。70〜80歳頃までは、更に改善し続けられるだろう。 これは私が特別なのではなく、制心道の元となる道家武術(心意派)の訓練体 […]

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制心術
人生は心を制する修行

なんびとたりとも、逃れることはできぬ。であれば諦めて、覚悟を決めて、楽しむしかない。 人生において、我々は意識的であれ無意識的であれ、常に心を制する修行の途上にある。これこそが人生の本質であり、避けることのできない真理だ […]

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制心術
守破離のタイミング

武道や芸道における「守破離」という概念は、修行における重要な段階を示す指針として広く知られている。この修行過程における各段階の期間について、実践者としての経験を踏まえて考察してみよう。 「守」の段階は、師の教えや伝統的な […]

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制心術
観察力の重要性と高め方

瞑想|武術の修練において、観察力は極めて重要な要素だ。技の修得と実践、そして護身術としての実用性を高めるためには、鋭い観察眼が不可欠となる。 技術の向上には、他者の優れた動きや自身の不完全な部分を詳細に見極める必要があり […]

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制心術
悪と弱さと愚かさを祓う

人の本質は「悪と弱さと愚かさ」にある。このテーマは、古来より哲学者や宗教家、そして武術家たちが取り組んできた永遠の課題といえる。 悪、弱さ、愚かさ。これらは人間の本性に根ざす負の側面であり、完全に取り除くことは不可能かも […]

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制心術
道を窮める

「道を窮める」には、どうすればよいか。 これは、深遠な意味を持つ哲学的な問いだ。単に表面的な知識や技術を修得するだけでなく、物事の本質や真理を徹底的に追求し、究極の境地に到達することを意味し…あるいは果てしない道を往く覚 […]

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制心術
制心道と「気」

日本語には「気は心」という言葉があるように、実生活における「気」という語には、意識や心といった意味合いが強い。 他方、中国武術やそれに由来すると思われるフィクションにおける「気」は不可思議なパワー、エナジーとして捉えられ […]

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