実戦

制心術
「一撃必殺」の残念な真実

昔は「空手バカー代」の影響で、強い技といえば「一撃必殺」というイメージがあった。 今は見た目のインパクトを重視したせいだろうが、ラッシュでボコボコにするというのが一般人にはイメージづけられているようだ。 どちらにしても、 […]

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制心術
無駄な動きをなくす

組手や立合いにおいて重要なことは、無駄な動きをしないことだ。 無駄な動きとは、攻防一致ではなく、また六合のバランスがとれていない動きをいう。 たとえば、大袈裟なフェイント、跳ねるような上下動など徒に体力を消耗し、隙を作り […]

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制心術
緩衝空間を作る

実戦的な対打撃防御においては、両手(と前足)で緩衝空間を作ることが不可欠だ。 打撃に対して防御をぶつけにいったり、ブロックガードなどでは、素手防具なしノールール(顔面、目突き、金的あり)の実戦には対応できない。 防御を完 […]

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制心術
護身武術に筋トレは必要?

結論から言えば、護身武術としての制心術には、筋トレはほぼ必要ない。 道家武術の基礎をしっかり実践すれば、自然に必要な筋肉はつくし、日常動作が全て鍛錬となり、更に練り上げられた肉体が自然に出来あがってくる。 筋トレをすると […]

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制心術
素速さと正確性

制心術を使うには、まず素速さが必要だ。 素速さを得るには、正中不動制心(站樁:タントウ)に取り組み、放鬆(ホウショウ:リラックス)と発勁(ハッケイ:発気)を極々短い時間で切り替える訓練を繰り返す。 フィジカルで劣る弱者が […]

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制心術
護身術の修得

護身術を学ぶのであれば、最低限相手が一人で素手であれば、どんな相手であろうと術で制することができることをひとまずの目標としなければならない。 今時は総合格闘技を本格的にやっているチンピラも珍しくはないので、そのような相手 […]

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制心術
武術を楽しむには

制心術は、究極の対打撃防御術だ。 相手のいかなる打撃も、一触で無効化するのが「制心をかける」という技術といえる。 そしてこれが可能となれば、易々と相手に近づくことができ、必要であれば急所に攻撃を加えることができる。 これ […]

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制心術
実戦に強くなるには

私が道家武術(心意派)を選んだ理由としては、「実戦に強い」ということと「套路(トウロ≒型)」がないということがある。 型や理論が多いと極一部の天才か実戦経験豊富な者以外は、練習することで逆に弱くなる恐れがある。 心意派の […]

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制心術
武術の真技とは

武術の真技は、自然で何でもない動きの中に不思議な威力を秘めている。 それは第三者から見ると地味で大したことはなさそうだが、対峙するとその不思議な技に制されて何もできない。 どこを狙っても、いくらフェイントをかけても攻撃を […]

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制心術
攻撃の練習について

制心術においては防御が主であり、攻撃は本来余り意識し過ぎるべきではない。 しかし以下の理由により、攻撃の訓練も欠かせない。 まず、防御力を高めるためには、本格的な(打撃系格闘技経験者の)攻撃をさばく練習を繰り返す必要があ […]

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