制心道

制心術
人間関係は「気」の修行

人間関係で苦労しない人はいない── 人間関係は「気」の修行という観点から我々の日常生活を見つめ直す。これにより新たな気づきを得ることができる。人と人との関わりは、単なる社会的な交流以上の深い意味を持っており、それは我々の […]

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制心術
観察の重要性

何事も上達するには、観察力が欠かせない。ここでは観察の重要性について、改めて考察してみよう。私が提唱する武術瞑想は、心身の調和と自己制御を重視する総合的な修練法だ。この修練において、観察という行為は極めて重要な位置を占め […]

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制心術
前手の重要性

自由組手、そして実戦においては、構えた時前に出している手での攻撃が最短最速であるので、これを制することが重要となる。 この時相手を怖れて緊張していると腕が固くなり、軽くなってしまう。 その結果前手争いで遅れをとり、簡単に […]

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制心術
恐怖を克服する

防御が完成するまでは組手をするべきではない。 一度強烈な打撃をまともに喰らってしまうと、恐怖心が刻み込まれてしまうかもしれないからだ。 恐怖は身体を緊張させ固くしてしまう。 身体が固くなると動きは遅くなり、最悪止まってし […]

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制心術
脳トレとしての制心瞑想

制心瞑想は脳トレとしても優れている。 なぜなら、制心訓練においては、全身の神経、感覚をフル活用するからだ。 しかもそれはかなり意識的に行わなければ、制心術の技を使ったり、身につけることはできない。 例えば相対制心(推手) […]

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制心術
生涯現役を目指す

制心訓練法には、特別な体力は必要ない。 立って歩けるだけの体力があれば、いつまでも取り組める。 つまり、ほぼ一生に渡って技術を向上させられる。 技術の高さが心身のしなやかさに繋がるのが制心訓練法の特長・特徴だ。 なので老 […]

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制心術
聴勁(チョウケイ):気を読み取る

聴勁(チョウケイ)というのは、相手の「気」を読み取り、動きを一早く読んで対処する技術だ。 聴勁は正しい推手を繰り返すことで修得できる。 逆にいえば、聴勁を修得できるのが正しい推手といえる。 つまり全く圧をかけない推手は意 […]

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制心術
危険を察知する感覚を磨く

護身において最も大切なことは、一早く危険を察知する鋭敏な感覚をもっていることだ。 では、どうすれば感覚を鋭く磨くことができるか? それが武術の鍛練を積む意味といえる。 現代日本は比較的治安も良く、暴力犯罪に巻き込まれる確 […]

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制心術
デジタル依存を減らす

制心訓練法は自分の身ーつででき、立つこと、歩く一歩ー歩といった基本的な日常動作の全てを訓練とすることができる。 ゆえに、スマホやデジタル機器をいじる時間を減らすことに役立つ。 現代社会においてテクノロジーを遠ざけるのは至 […]

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制心術
速さと正確性

制心術を使うには、まず速さが必要だ。 速さを得るには、正中不動制心(站樁:タントウ)に取り組み、放鬆(ホウショウ:リラックス)と発勁(ハッケイ:発気)を極々短い時間で切り替える訓練を繰り返す。 フィジカルで劣る弱者が相手 […]

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