制心術

制心術
形勢

格闘に強いか弱いかは、身体の姿勢「形」に左右される。 最も強い「形」には「外三合」がある。 すなわち手と足、肘と膝、肩と股の完全なる調和連動である。 戦いにおいて勇敢か臆病かは、心の「勢」の問題だ。 心の「勢」が十分であ […]

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制心術
武術気功の目的

武術気功においては、全ての人の自主、自律、自由が尊重される。 これは勝手気儘に振る舞って良いという意味ではない。 全ての不特定個人が自己の人生の主体となり、その選択に責任を持ち、自分で納得できる道を進むべきであるというこ […]

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制心術
武術的健康法

武術気功は健康法としても優れている。 まず站樁(タントウ:立禅)で足腰体幹を鍛え、姿勢を正すことが健康増進に効果的なのは分かりやすいと思う。 そして站樁は早起きし、日の出頃に自然豊かな屋外で取り組むのが良いので、これまた […]

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制心術
養生と護身及び気功

武術気功には主に三つの側面がある。 それは「養生(健康法)」、「武術(護身術)」「気功」であり、全ては渾然一体で分けられるものではない。 しかし人によって何を目的・目標にし、何を入り口とするかは異なるので、よりその人に合 […]

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制心術
恐怖を克服する

防御が完成するまでは、組手をするべきではない。 一度強烈な打撃をまともに喰らってしまうと、恐怖が心に刻み込まれてしまう恐れがある。 恐怖は身体を緊張させ固くさせる。 身体が固くなると動きは遅くなり、最悪止まってしまう。 […]

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制心術
重心

武術において、重心について理解しておくことは非常に重要である。 物体は、その重心点が支持基底面の垂直上空域から出ると立っていられないので、この法則を理解し、応用しなければならない。 つまり、自分の身体については、重心をな […]

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制心術
姿見の鏡

武術気功の稽古は基本的に屋外で行うものであるが、現代人は伝統に従うだけでなく、屋内での稽古も工夫して行う方が良い。 たとえば站樁(タントウ:立禅)を屋内でする際は姿見の鏡の前で形を確認しながらすると、様々な発見があるので […]

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護身における観察と基本功の重要性

護身において重要なのは、相手を、状況を、自身を冷静に観察し、できるだけ正確に把握しておくことだ。 それも可能な限り素早くしなければならない。 そのためには、打ち気に早ることがあってはならない。 格闘スポーツにおいては、攻 […]

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制心術
一段上の健康を目指す

身体を壊してしまっては武術どころではない。 まずは最低限の健康を維持しなければならない。 若い内は体力を過信して不摂生や無茶をしがちであるが、繰り返し過ぎると身体にダメージが蓄積する。 こうなると歳をとってからガタが来る […]

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制心術
リラックスの重要性

なぜ武術においては筋力よりリラックスの方が重要なのか。 それは武術は護身術であり、ねじ伏せる力より俊敏性の方がより必要とされるからである。 筋肉を緊張させて固めてしまうと動きが止まったり、遅くなってしまう。 逆に常にリラ […]

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