修行

制心術
「気」を養う

「気」を養うのはかんたんである。 暮らしを今より少し丁寧に、健康的にすれば善いだけだからだ。 それは植物を育てるようなものであり、手をかけ過ぎても、かけなさ過ぎてもよろしくない。 適切な環境、適切な条件の下では、自然と育 […]

続きを読む
制心術
本当の敵

制心術で心身を鍛えて倒すべき敵は、実は外界には存在しない。 本当の敵は己の内にある。 即ちそれは己の弱さ、エゴ、悪徳などなのだ。 これらに負けないよう戦うために、制心術は存在する。 心に一切の弱さを持たない人間は、武術で […]

続きを読む
制心術
「気」の領域に至るには

制心訓練は護身訓練であると同時に、気功でもある。 「気」は「制心をかける」(相手の重心を制する)際に必須の力だ。 それは実戦で相手と触れた一瞬に、相手の重心、攻撃のベクトル、勢い、気力などを全て感知し、それらを制すること […]

続きを読む
制心術
武術気功と人間関係

人間は社会的存在であり、互いに助け合いながら生きている。 それゆえ、自分の幸せを追求すると同時に、他者のことも考えなければならない。 武術気功を修行することによって、いかなる相手のいかなる攻撃、暴力をも制することの出来る […]

続きを読む
制心術
究極の自由と幸福

「気」の修行の最終目標は、究極の自由と辛福である。 それは即ち宇宙原理との合一であり、ヨーガや仏数においては解脱、仙道では還虚合道など、表現や切り口は違うが、その本質は変わらない。 全存在のスタートとゴールは一致していて […]

続きを読む
制心術
人生には攻防一致が不可欠

真の武術においては、攻撃または防御のみの技はない。 防御は即ち攻撃であり、攻撃は防御を兼ねていなければならない。 格闘技を志向する者は攻撃の威力ばかりに関心を持ちがちだが、真に重要なのは完璧な防御技術である。 そしてそれ […]

続きを読む
制心術
武術気功の修行法

武術気功の修行法は、站樁(立禅)に象徴されるように、動きが観えにくく地味なものが多い。 地味な訓練はその意味や効果が理解され難く、継続が容易ではない。 しかしその困難を乗り越えて長期間続けると、足腰体幹、深層筋、腱、靭帯 […]

続きを読む
制心術
それでも生きる

どれだけ心身が強健な者でも、状況が変われば自ら死を選んでしまうこともあり得る。 しかしたとえ人生の全てに絶望してしまうような状況であっても、それでも人は最善を尽くし生き抜くべきである。 なぜか。 それはあなたが存在し、生 […]

続きを読む
制心術
あなたの修行を有意義にするコツ

もしあなたが「修行したい」もしくは既にしているのであれば、大切なことが二つある。 一つは師や先輩、仲間に感謝して尊重すること。 同時にもう一つは、盲信はせずに検証する、自分自身で確かめ続ける、ということである。 もちろん […]

続きを読む
制心術
ココロの制御とカラダの制心

「心を制する」とはどういうことだろうか。 それは「自らの心の動き・変化を感知し、制御すること」であり、この技術を向上させるのが、制心訓練法の目標である。 自由組手などの実戦的訓練は、わざと心が波立ちやすい状況を作り、そこ […]

続きを読む