2024-05-31
私が制心訓練法を実践するのは、いったんその方法論で「気」を体得できると証明してしまえば、それは人類普遍の無形資産となり得ると思っているからだ。 これまでにも様々な方法論はあった。 しかしそれらは私のような一般庶民に実践で […]
2024-05-20
制心術の究極の目標はヨーガのそれと同じだ。 即ち心の作用を止滅させることにより、真我・神・生前解脱を経験することを目指す。 しかしそれはもちろん一朝一夕になせる業ではない。 まずは地道な心身の制御、習慣の改善を繰り返すこ […]
2024-05-18
制心訓練法とは身を守るための「気」の訓練法でもある。 まず、危険に遭遇しないために感覚を研き澄ましておくことが重要であり、それが制心の目的の一つでもある。 「気」は人間の精神、生命の活力であり、身体から放射していると同時 […]
2024-05-12
制心訓練法において、身体の柔軟性は高いに越したことはない。 しかし極端に可動域が狭いということがなければ、特別柔らかくなくとも制心訓練法を実践することはできる。 一方、健康増進のためには、ヨーガのアーサナや真向法を実践し […]
2024-05-05
心は肉眼で捉えられる粗大な物ではない。 その存在は見えず、大きさを測ることもできない。 存在するために空間を必要とすることもない。 心が物質に先立つとするのが、東洋哲学的考え方だ。 物質が心に先立つとするのが西洋自然科学 […]
2024-04-16
制心訓練法は自らの心を制することも目的とするので、ヨーガ(ヨガ)とも重なる要素をもつ。 ヨーガの禁戒(ヤマ)の一つ「アヒンサー」は「自他に無用の苦痛を与えない」という解釈で採り入れている。 すなわち、無用に自分の身体を痛 […]
2024-04-09
陰陽制心術(かげひせいしんじゅつ)の究極の目標は、自らの心を完全に制することだ。 つまり、ヨーガ(ヨガ)におけるダーラナー(集中)やディヤーナ(瞑想)の目標と同じである。 正中制心(站樁/立禅)はアーサナ(坐法)の一種と […]
2024-04-07
完全瞑想の呼吸法は、基本的には鼻から吐いて鼻から吸う。 特に変わった呼吸をする必要はない。 普通に、しかしなるべく静かに細く深く鼻での腹式呼吸をし、できるだけ一呼吸を長く延ばしていく。 またイメージを使い、息を吐く時は全 […]
2024-03-28
日本語には「気は心」という言葉があるように、実生活における「気」という語には、意識や心といった意味合いが強い。 他方、中国武術やそれに由来すると思われるフィクションにおける「気」は不可思議なパワー、エナジーとして捉えられ […]
2024-03-27
中国武術には、中国発祥の道教・道家哲学がベースの拳法を「内家拳」、国外(インド)発祥の仏教がベースの拳法を「外家拳」とする分類がある。 このように、「内家拳」という呼称は中国が基準であるため、私は「道家武術」という呼称を […]