ヨガ

制心術
心を静めて最適化する

陰陽とは、相反して対となるものだ。 たとえば武術において、完全脱力と磐石の安定性は相反して対となる。 この二つは站樁(タントウ:立禅)を長期間繰り返すことでバランスを最適化すれば、両立して実現することができる。 座禅や死 […]

続きを読む
制心術
サマスティティと站樁

サマスティティとはヨーガにおける基本のスタンディングポーズであり、「均等に立つポーズ」とされる。 これは腕、手、脚(足)の形こそ異なるものの、脊柱の立て方、伸ばし方など、共通点や参考になる点は多々ある。 ただ強くなるとい […]

続きを読む
制心術
より良い最期に向かう

制心訓練法の究極の目標は“道”との合ー、あるいは接近、近似の存在となるだ。 だがこれは一生の内に成し遂げられるか分からない、壮大・遠大な目標である。 個人の一生での究極の目標は「理想的死を迎えること」にある。 これは安楽 […]

続きを読む
制心術
道と徳の話

道家(老荘)思想の大元である「道徳経」(老子)について。 日本語の「道徳」もこれに由来していると思われる。 私見ではあるが、この「道」と「徳」はヒンドゥイズムでいうところの「ブラフマン」と「アートマン」に相当すると考えて […]

続きを読む
制心術
柔軟性について

制心術において、身体の柔軟性は高いに越したことはない。 しかし極端に可動域が狭いということがなければ、特別柔らかくなくとも制心術を使いこなすことはできる。 しかし健康増進のためには、ヨーガのアーサナや真向法などを実践して […]

続きを読む
制心術
心を制するには

制心術の究極の目標は、自らの心を完全に制することである。 つまり、ヨーガ(ヨガ)でのディヤーナ(瞑想)の前段階、ダーラナー(集中)の一種であるともいえる。 站樁(タントウ:立禅)はそのためのアーサナ(坐法)の一種ともいえ […]

続きを読む
制心術
心身の制御

心を制するとはどういうことだろうか。 それは「心の波立ちを制御すること」であり、それが制心術の目標である。 自由組手はわざと心が波立ちやすい状況を作り、そこでも心を静かに、平常心を保つための訓練といえる。 また、組手で相 […]

続きを読む
制心術
心を制御する

制心訓練法とは心をコントロールする練習である。 心を完全に制御する事は可能であろうか? またそれを達成した時、あなたには何が起こるであろうか? その答えやヒントはヨーガ・スートラや霊的書物の中に見出せるであろう。 しかし […]

続きを読む
制心術
アヒンサー

制心訓練法、制心術は自らの心を制することも目的とするのでヨーガとも重なる要素をもつ。 ヨーガの禁戒(ヤマ)の一つ「アヒンサー」は「自他に無用の苦痛を与えない」という解釈で採り入れている。 すなわち、無用に自分の身体を痛め […]

続きを読む
制心術
自己を知るために

「私」とは何だろうか。 「私」とは肉体ではない。 「私」とは精神、心…でもない。 心身の変化、その他全てを感知し続けている存在こそ、真の「私」である。 心は退屈を嫌い、動き回り、止まることを知らない。 そんな心を完全に制 […]

続きを読む