2023-01-03
刃物は敵が持っていると厄介な武器であるが、速度でいえば素手の方が速い。 なぜなら刃物には多少なりとも重さがあるからだ。 また効率的に扱うのには訓練を要する代物である。 素手の攻撃を完封できたなら、物理的、運動的には刃物の […]
2023-01-02
護身の現場において、格闘に慣れない人は全身が緊張し、力んで固まってしまう。 こうなると相手の動きに対応するどころか、感知することすら出来なくなり、非常に危険である。 一方、危機においてはボンヤリしていて力が入っていないの […]
2022-12-29
現代の日本社会において、殴る蹴るが上手になったところで大した意味はない。 だが、武術では互いが対等な条件で技をかけ合う攻防の中で、人間の潜在能力が引き出され、感覚が鋭く磨かれていく。 この「過程」にこそ価値がある。 単に […]
2022-12-26
武術気功の訓練を続けていて、突然動物のような動きが出来るようになって驚いた経験がある。 しかし姿勢も良くなり精神も安定するので、以前より理性的になったとも感じている。 ここに武術気功のルーツである中国武術の奥深さがある。 […]
2022-12-25
武術気功の訓練はシンプルで、誰にでも簡単に取り組めるものである。 しかし護身術として役立てるつもりであれば、一つだけ必要不可欠な条件がある。 それは「気力」であり、気力がなければ何事をも成し得ないが、特に武術気功には高い […]
2022-12-24
制心訓練法を続けていると、ある時最適なバランスが身につく。 そのバランスを常に維持することこそ、究極の目標の一つとなる。 立つ、歩く、座るといった日常動作を全てトレーニングとすることができるのだ。 身体のバランスだけでな […]
2022-12-22
武術では「姿勢と動きが美しい」ことが大成の条件と言われている。 そして「姿勢と動きを正す」ことが、武術上達のコツと言える。 なぜ、姿勢を正すと武術が上達するのだろうか。 理由は、姿勢を正すことで無駄な力が抜け、動きも柔ら […]
2022-12-21
自由組手はウソをつかない。 いや、自由組手ではウソをつけない。 自由組手はあなたの本当の実力を教えてくれる。 そしてあなたがどこを改善すべきかを知ることができる。 しかし武術的に正しい防御ができないうちからしたり、勝負と […]
2022-12-20
武術における本当に高度な技術は、外見からはその効果、威力は分からない。 これが武術の真髄であり、体操やダンス、アクション、格闘スポーツなどとの決定的な違いである。 外観的には若いダンサーやアスリート、スタントマンなどの方 […]
2022-12-17
我が国は、老人の老人による老人のための政によって治められている。 若者が議員になれたとしても、民主主義の構造上、老年層のご機嫌をとらなければ身分を保てず、仕事を続けられない。 故に今の流れが大きく変わることは期待できず、 […]