2024年2月

制心術
前手の重要性

ボクシングの格言に「左を制する者は世界を制す」というものがある。 これは打撃においてのリード(前手)の攻防の重要性を物語っている。 武術においても同様で、まずはリードの攻撃をしっかりガードできるようにならなければ組手はで […]

続きを読む
制心術
制心術に必要な心構え

制心術の訓練は安全性と実戦性の両立を追求している。 なので、訓練時は真剣に取り組まなければならない。 しかし緊張が過ぎると注意力が散漫になるため、適度にリラックスしていることが重要だ。 適度な緊張とリラックスが集中力を高 […]

続きを読む
制心術
天地自然の「気」を摂り込む方法

公園などへ行き、低くてよく生い茂っている(元気そうな)灌木を探す。 自分の胸より低いところに葉がたくさんあると良い。 奇異に思われるのがイヤであれば、人目につかない場所を選ぼう。 見つけた茂みに向かって手のひらをひろげ、 […]

続きを読む
制心術
平和な世界を目指すには

宗教によっては、武道も暴力とみなして禁じるものもある。 しかし、無抵抗は無法者を増長させ、あなた自身が傷つけられる可能性も高めてしまう。 「誰も傷つけてはいけない」という教えには、「あなた自身」も含められるはずだ。 自分 […]

続きを読む
制心術
人や物との付き合い方

なぜ、人や物を大切にすべきか。 人や物を大切に扱うと、あなたも人や物から大切に扱ってもらえるからだ。 子供の頃に剣道を習わせてもらって良かったのは、礼儀作法や道具(竹刀など)の扱い方を学べたことにある。 道具は雑に扱って […]

続きを読む
制心術
気分を充実させる

気分には限界がない。 站樁(タントウ:立禅)などの静功では特に気分を大切にする。 一例としては、意識を限りなく小さい世界、分子、原子、素粒子、気と無限小を想像したり、逆に地球、太陽系、銀河系、大宇宙と無限大から自分を観て […]

続きを読む
制心術
「気」の身法:陰陽制心術

「気」の力はエゴ(小我)を満たす為には発揮されない。 「気」の力が発揮されると、どのような動きができるか? 「完璧な防御」が無理・無駄なく自然で美しい動きで、相手の動きと完全に同期して実現する。 動けばそれが即ち全て技と […]

続きを読む
制心術
自己を知る制心術

「私」とは何だろうか。 「私」とは肉体ではない。 「私」とは精神、心…でもない。 心の変化を感知し続けている存在こそ真の「私」だ。 心は退屈を嫌い、動き回り、止まることを知らない。 そんな心を制止させて初めて真の「私」を […]

続きを読む
制心術
武術の奥義

武術養体の基礎にして奥義は站樁であるが、実戦技の奥義は、目突き、金的などの急所攻撃をいかに完璧にさばくか、ということにある。 これを実現するために、全ての鍛錬がなされているわけだ。 フェイントを混じえた目突き、金的蹴りを […]

続きを読む
制心術
武術組手

武術組手とは武術の技を「ランダム」「リアルスピード」で、つまり実戦に近い形で使えるかを検証するための練習である。 試合ではないので勝敗をつけるものではない。 最終的には素手・防具なしで行うが、防御技術が身につくまでは拳サ […]

続きを読む