損する生き方
もしあなたが損してきたなら、あなたの徳は高い。
得をするということは、引き換えに徳が減るということである。
善を為して損をする場合、あなたの徳は最高に高まる。
我々はどうしても、得することを求めてしまう。
しかし徳が低いのに得をするということは、(カルマ的な)借金を抱えてしまうようなものなのだ。
死の時にそれらは清算されるが、残る場合は次に持ち越される。
報いを受けるのが早いか遅いかの問題であり、ある程度あなたが選ぶことができる。
徳が高まる順としては、善を為して損をするのが最高で、次に善を為して得をする。
その下は不善を為して損をする、最悪なのは不善を為して得をする、という並びとなる。
ゆえに古代の聖賢たちは先に損する生き方をススメているのである。
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