2024-03-30
打撃に対する防御を完璧に近づけていくには、推手を繰り返すのが最も合理的だ。 推手の取り組み方を間違わなければ、攻防一致の反応、動きも身につけていける。 ただし、基礎となる姿勢や身体能力、俊敏性や正確性などは、站樁(タント […]
2024-03-13
制心術の奥義は「往(い)なし受け」である。 これは突きであろうと蹴りであろうと、腕または脚で勢いを柔らかく往なしてしまう防御だ。 この往なし受けができるようになると、誰のどんな打撃も全く怖くなくなる。 ただし力を抜いて柔 […]
2024-03-10
制心術においては防御が主であり、攻撃は本来余り意識し過ぎるべきではない。 しかし以下の理由により、攻撃の訓練も欠かせない。 まず、防御力を高めるためには、本格的な(打撃系格闘技経験者の)攻撃をさばく練習を繰り返す必要があ […]
2024-02-21
武術養体の基礎にして奥義は站樁であるが、実戦技の奥義は、目突き、金的などの急所攻撃をいかに完璧にさばくか、ということにある。 これを実現するために、全ての鍛錬がなされているわけだ。 フェイントを混じえた目突き、金的蹴りを […]
2024-01-10
孫子もいうように、闘いにおいてはまず万全の防御を整える。 そして敵が崩れて隙ができるのを待つべきなのだ。 防御態勢は自分のことであるが、崩れて隙ができるかどうかは相手側のことである。 防御に徹している者、攻防一致を修得し […]
2023-11-13
ボクシングの格言に「左を制する者は世界を制す」というものがある。 これは打撃系においてのリード(前手)の攻防の重要性を物語っている。 武術においても同様で、まずはリードの攻撃をしっかりガードできるようにならなければ組手は […]
2023-07-15
実戦武術においては、攻撃技より防御技術の方が圧倒的に重要である。 格闘技に興味を持つ者は、まず強烈な攻撃技の破壊力に憧れがちで、これを修得するための練習に多くの時間を割く。 これにはいくつかの問題がある。 まず基本を飛ば […]
2023-06-23
武術における実戦とは、完全ノールールの戦いの事である。 ゆえに、リアルに想定すればするほど「本番」などは絶対に避けるベきだという結論に至る。 命のやり取りをする覚悟がなく、避けられる状況なら避けるべきである。 避けられな […]