制心術
心の四階層

インド哲学において、心には4つの層があるとされている。 最も深い層に、潜在意識(チッタ)があり、これが記憶の倉庫となる。 全ての経験はこの層に入力され、その人が経験する現象はこの層から創られるとされる。 次に自我(アハン […]

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制心術
形勢

格闘に強いか弱いかは、身体の姿勢「形」に左右される。 最も強い「形」には「外三合」がある。 すなわち手と足、肘と膝、肩と股の完全なる調和連動である。 戦いにおいて勇敢か臆病かは、心の「勢」の問題だ。 心の「勢」が十分であ […]

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制心術
「気」の威力を発揮するには

「気」は在ると信じれば存る。 無いと思えば無い。 気は「信じる心(気持ち)」を以ってその威力を発揮する。 では「信じる」とはどういう行為、いや心の動き・状能か? それは一度心に決めたことに対して、何があってもその状態を変 […]

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制心術
目標に向かって進む

制心訓練法における究極の目標は、自らの心を完全に制することだ。 この時、本当の敵は外界には存在せず、ラスボスは自分の弱さという悪である。 しかしこの闘いは人生、あるいは輪廻の最終局面まで続くので、今生における短期、中長期 […]

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制心術
心を制御する訓練

制心訓練法は文字通り心を制御する訓練であり、瞬間的な対応の練習としては、組手において平常心を保つなどがある。 長期的な心の制御訓練としては、站樁(立禅)などの有意義な習慣を身につけたり、悪を為さず善を為すことで実践できる […]

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制心術
心と身体の正中軸

身体の正中軸とは体幹基底中心点(会陰:性器と肛門の中間)と頭頂中心点を結んだ仮想の線分です。 正中軸を垂直に立て、極力長く伸ばすのが制心訓練法の基本となります。 では、心の正中軸とは何でしょうか。 それは、全ての命(気と […]

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制心術
心と身体の陰と陽

心と身体はどちらが陰でどちらが陽でしょうか。 身体は目に見える物質であるのに対し、心は形や質量がなく、目に見えません。 陰(オン)は鬼(オニ)の語源とされ、目に見えない病源体を指したものという説もあるので、この事からも見 […]

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制心術
陰陽の調和

制心訓練法で最も気をつけるべきことのーつに「陰陽の調和」があります。 例えば静的トレーニングを陰とすると、同じくらいの量の動的トレーニング(陽)を行う、というような感じです。 そしてこの世の全て、森羅万象に陰と陽を観るよ […]

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制心訓練法
効果的な心身調整法

心と身体は、互いに密接に関連しています。 心の状態が身体に影響を及ぼし、逆に身体の健康状態が心に変化をもたらすことがあるのです。 ストレスや不安などの負の感情は、心拍数や呼吸を変化させるだけでなく、免疫系や消化器系にも影 […]

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制心術
感情を味方につける

制心訓練法は感情のコントロールと安定化にも役立ちます。 それは感情の変動によって引き起こされる衝動的な行動を制御し、冷静でバランスの取れた反応を促進するということです。 感情が豊かな人は魅力的に映ることもありますが、感情 […]

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