制心術
人体は一番身近な大自然

山や海、森や空といった外界の風景が自然か──たしかに我々は、雄大な山々の姿に心を打たれ、夜空の星々に神秘を感じる。しかし、実のところ、最も身近にして最も神秘的な自然は、自らの内にある。そう、人体こそが一番身近な「大自然」 […]

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制心術
若さも気から

若さとは、年齢ではない。たしかに肌の張りや髪のツヤ、姿勢や歩き方といった見た目の若々しさもある。だがそれ以上に重要なのは「気」のあり方だ。気とは、生命エネルギーであり、意識の方向性(ベクトル)であり、心の活力、存在の輝き […]

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制心術
歳をとるほど美しくなる秘訣

あなたはまだまだ、これからドンドン美しくなる── 真の美しさは年齢を重ねるにつれて深まっていくものだ。若い頃の美しさが外見的な魅力に依存することが多いのに対し、成熟した美しさは内面から溢れ出る輝きと人生経験が織りなす豊か […]

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制心術
気を巡らせば見た目も変わる

我々の身体には目に見えない「気」というエネルギーが流れている。この気の流れが滞ると、顔色が悪くなったり、肌のツヤが失われたり、姿勢が悪くなったりと、外見にも影響が現れる。逆に気の流れを良くすることで、内側から輝くような美 […]

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制心術
心は精妙な物質

心は肉眼で捉えられる粗大な物ではない。 その存在は見えず、大きさを測ることもできない。 存在するために空間を必要とすることもない。 心が物質に先立つとするのが、東洋哲学的考え方だ。 物質が心に先立つとするのが西洋自然科学 […]

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制心術
健康維持に欠かせない要素

健康に大切なのは「食事(栄養)」「休養」(適度な)運動」そして「"気"のもちよう」つまり「心」だ。 制心訓練法は主に「運動」と「心」についての改善アプローチを体系化したものといえる。 適度な運動が健康推持・増進に必要だと […]

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制心術
無用の苦痛を避ける

制心道は自らの心を制することも目的とするので、ヨーガ(ヨガ)とも重なる要素をもつ。 ヨーガの禁戒(ヤマ)の一つ「アヒンサー」は「自他に無用の苦痛を与えない」という解釈で採り入れている。 すなわち、無用に自分の身体を痛めつ […]

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制心術
誰でもできる制心訓練法

制心訓練法は簡単だ。 正中不動制心(站樁/立禅)は型や套路(トウロ)などを覚えるのに比べれは、一定姿勢でじっと立っていれば良いだけ。 微動歩行制心もゆっくり歩くだけで、速く走ることなどに比べれば、誰でもできるようになるは […]

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制心術
完全瞑想における呼吸法

完全瞑想の呼吸法は、基本的には鼻から吐いて鼻から吸う。 特に変わった呼吸をする必要はない。 普通に、しかしなるべく静かに細く深く鼻での腹式呼吸をし、できるだけ一呼吸を長く延ばしていく。 またイメージを使い、息を吐く時は全 […]

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制心術
制心術の社会的意義

人間は社会的存在であり、互いに助け合いながら生きている。 なので、自分の幸せを追求すると同時に、他人のことも考えなければならない。 制心術を修行することによって、いかなる相手のいかなる攻撃、暴力をも制することの出来る精神 […]

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