哲学

制心術
幸と不幸を分けるもの

制心訓練とは心をコントロールする練習だ。 心を完全に制御することは、可能だろうか? またそれを達成した時、あなたには何が起こるだろう? その答えやヒントは、ヨーガ・スートラや霊的書物の中に見出せる。 しかし知識として得ら […]

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制心術
「道」に従う

孫子は戦争においてまず第一にはかり考えなければならないことについて「道」であるとした。 個人的な戦いである護身の現場においても、同様に「道」に従っていることは最重要事項だ。 なぜなら護身の目的は危機を回避して生き延びるこ […]

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制心術
幸せな人生とは

人は誰でもいずれ死ぬ。 であれば、どのような最期を望むか具体的に想像し、そこから逆算的に生き方を決めていくのは有意義だろう。 もちろん希望通りの死を迎えられない可能性もある。 しかしこれをしないよりは、死の瞬間の後悔や不 […]

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制心術
超越的な「何か」

最初は単純に「強くなりたい」から始め、道家武術の奥深さに触れて人生を狂わせてしまった私だが、心身の激変で得た感動を広く共有することが今の望みである。 それは武の本質とも言えるかもしれないが、もっと言えば全ての本質、道、S […]

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制心術
超長期的な幸福を求める

幸福と不幸もまた、陽と陰の関係にある。 そして幸福であると同時に不幸になることはできず、またその逆も然りなのである。 では、幸福や不幸とは何なのであろうか? それはその人の心の状態である。 心は常に変化し続けているので、 […]

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制心術
武術気功の目的

武術気功においては、全ての人の自主、自律、自由が尊重される。 これは勝手気儘に振る舞って良いという意味ではない。 全ての不特定個人が自己の人生の主体となり、その選択に責任を持ち、自分で納得できる道を進むべきであるというこ […]

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制心術
大自然との一体化

文明の中で暮らしていると忘れがちではあるが、人は一人では生きられない。 それだけではなく、自然の恵み無くしては一瞬たりとて生存出来ない、脆く儚い存在である。 この事実を受け容れ、他者や自然への感謝を忘れず、その恩を返すべ […]

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制心術
柔弱謙下

道家思想における「柔弱謙下」は、陰陽無常の理より導き出されたと思われます。 反対の「剛強傲上」を目指せば、もしそれを達成したとしても長続きさせられず、最悪平家のような末路を辿るでしょう。 若い内は剛強の方が格好良く感じる […]

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制心術
広く浅くか狭く深くか

「継続は力なり」と言われるまでもなく、私達は一つのことを続けることの重要性、威力をよく知っています。 しかし多種様々な経験を積むこともまた、思わぬところで役に立ったり、人生の妙味となることもあるでしょう。 武術は長く続け […]

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制心術
器を改善し続ける

器は大きければ良いというものではない。 大切なのは、どのような器を目指すのかを、自分でよく知っておくことだ。 若い内は大器に成ることを目指して努力することが望ましいが、ある程度の年齢になると自分の器の大きさは大体分かって […]

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