制心道

制心術
人生は心を制する修行

なんびとたりとも、逃れることはできぬ。であれば諦めて、覚悟を決めて、楽しむしかない。 人生において、我々は意識的であれ無意識的であれ、常に心を制する修行の途上にある。これこそが人生の本質であり、避けることのできない真理だ […]

続きを読む
制心術
たとえ全てが幻影でも

我々は経験するためにある。それぞれの世界(レイヤー)を生きていかねばならない。 古来より東洋思想では、この世界は「幻」であると説いてきた。仏教では「空(くう)」「諸行無常」「諸法無我」を説き、老荘思想では「胡蝶の夢」で知 […]

続きを読む
制心術
問題解決力を高める

問題解決力を高める 真の強さとは、これだ。武術の視点から、問題解決力を高める方法についてお伝えしたいと思う。 問題解決力の本質は、冷静に状況を把握し、適切な対応を選択できる能力にある。これは武術における「間合い」の取り方 […]

続きを読む
制心術
楽しむ人が真の勝ち組

どんな状況も楽しめれば勝ち。 人生において「勝ち組」「負け組」という言葉がよく使われるが、これは非常に表層的な価値観に基づいた区分けといえる。本当の意味での「勝ち組」とは、日々の生活を心から楽しむことができる人だ。 私は […]

続きを読む
制心術
無理のない範囲で限界を観察する

正しく観察し続ければ、限界は限界でなくなっていく。 武術の修行において「無理のない範囲で限界を観察する」ということは、極めて重要な実践原則だ。多くの人は限界に挑戦する際に、過度な力みや無理な動きで自分を追い込んでしまいが […]

続きを読む
制心術
ライバルは常に過去の自分

武術の世界において、真の対戦相手は常に自分自身であるという深遠な真理がある。我々武術家が日々の稽古で向き合うのは、昨日までの自分の限界や弱さであり、それを超えていく過程こそが修行の本質といえる。 特に制心道では、相手と戦 […]

続きを読む
制心術
まずは「できる」と考えて始めてみる

何でも案外「やればできる」 人生において新しいことに挑戦する時、多くの人は「自分にはできないのではないか」という不安や恐れを感じる。しかし、制心道では、まずは「できる」という前提で物事を始めることを重視している。これは単 […]

続きを読む
制心術
守破離のタイミング

武道や芸道における「守破離」という概念は、修行における重要な段階を示す指針として広く知られている。この修行過程における各段階の期間について、実践者としての経験を踏まえて考察してみよう。 「守」の段階は、師の教えや伝統的な […]

続きを読む
制心術
あなたの心身があなたの神様

「気」と身体(命の体現)は、まさに神聖なる存在だ。古来より東洋の叡智は、人体を小宇宙と捉え、その中に無限の可能性が秘められていることを説いてきた。道家思想では、この身体を「気」という生命エネルギーの源として大切にし、それ […]

続きを読む
制心術
前手の重要性

自由組手、そして実戦においては、構えた時前に出している手での攻撃が最短最速であるので、これを制することが重要となる。 この時相手を怖れて緊張していると腕が固くなり、軽くなってしまう。 その結果前手争いで遅れをとり、簡単に […]

続きを読む