2023-12-25
「気」を養うには、站樁(タントウ:立禅)を毎日行い、それを長期間続けることが重要である。 そして、站樁の際どのようなことを意識すれば「気」を感じやすいかというと、「指先」に生じる通常時と異なる感覚に集中すると良い。 その […]
2023-12-24
陰陽(かげひ)制心術の究極の目標は、自らの心を完全に制することである。 つまり、ヨーガ(ヨガ)でのディヤーナ(瞑想)の前段階、ダーラナー(集中)の一種であるともいえる。 站樁(タントウ:立禅)はそのためのアーサナ(坐法) […]
2023-12-23
制心術を使うには、まず電光石火の速さが必要だ。 そのためにはまず站樁(タントウ:立禅)に取り組む。 放鬆(ホウショウ:リラックス)と発勁(ハッケイ:発気)の切り替えを可能な限り短い時間でできるようにならなければならない。 […]
2023-12-22
ヨーロッパの箴言に 「健康がすべてではないが、 健康がなければすべてがない」 というものがある。 鍛練のし過ぎで健康を害しては元も子もない。 そもそも制心術(武術気功)は養生法でもある。 もし心身の調子を大きく崩したとし […]
2023-12-21
心を制するとはどういうことだろうか。 それは「心の波立ちを制御すること」であり、それが制心術の目標である。 自由組手はわざと心が波立ちやすい状況を作り、そこでも心を静かに、平常心を保つための訓練といえる。 また、組手で相 […]
2023-12-20
武術気功(制心術)はいつでもどこでも、誰でも、一人ででも複数人ででも、取り組むことができる。 道具はあれば便利な物もあるが、何も使わなくても問題はない。 ゆえにお金もほとんど要らない。 指導を受ける際の謝礼くらいのもので […]
2023-12-19
武術の訓練においては、実戦性と安全性の両立が重視される。 実戦性に偏ると入門者や初級者が訓練に取り組むのが難しくなり、危険が伴う。 安全性に偏ると護身の現場で役立つものではなくなり、武術の本質から離れてしまう。 例えば、 […]
2023-12-18
人間は社会的存在であり、互いに助け合いながら生きている。 それゆえ、自らの幸せを追求すると同時に、他者のことも考えなければならない。 陰陽制心術(かげひせいしんじゅつ)を修行することによって、いかなる相手のいかなる攻撃、 […]
2023-12-17
制心術の奥義は「往なし受け」である。 これは突きであろうと蹴りであろうと、柔らかくその勢いを腕または脚で相殺してしまう受けだ。 柔らかくても「気」が四肢に漲っていなければ、攻撃を往なす事は出来ず、また固い受けでは衝撃をま […]
2023-12-15
太極拳などでゆっくり動くのはあくまで鍛練が目的である。 実戦においては極めて敏速に動く。 ゆっくり動くのは筋肉を鍛えるだけでなく、気分・精神を練り上げるという意味もある。 正しい形、正しい動きが出来ていない内に速く動く練 […]