中国武術

制心術
聴勁を身につけるコツ

聴勁(チョウケイ)とは相手の攻撃の意志(気)やベクトルなどを読み取る技術である。 これを触れ合った一瞬、あるいは離れた状態でもできるようになれば、誰のどんな打撃も怖くなくなる。 聴勁ができるようになるには、無駄な力を完全 […]

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制心術
発勁

発勁を体得すると打撃力が格段にアップする。 発勁とは瞬間的に「気」を発揮することであるが、その一瞬以外は完全に力を抜いていなければならない。 ほとんど筋力に頼らず強烈な打撃を繰り出せるのが発勁で、インパクトの瞬間に「気」 […]

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制心術
流派のイメージ

太極拳には「綿中蔵針」という言葉があり、文字通り外観は綿のように柔らかだが、中には危険な針を潜ませているというイメージである。 私が習ったことのある拳法の源流は形意拳であり、退かずに攻める拳風から「戦車拳法」とも称される […]

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武術
武術セミナー予定:続報

開催予定の武術セミナーについて、Twitterでアンケートをとったところ、やはり東京を希望する人が多そうです。 大阪は私の地元なので参加者が少なくても開催できます。 希望者が集まるなら、久々に東京まで行こうかな。 セミナ […]

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武術
武術セミナー

久々に武術セミナーをやろうと思います。 日時や場所、内容などは参加希望の方の意見を聞いて調整していく予定です。 対象は武術に興味があれば誰でもOKなので、周りに好きそうな人がいたら「こんなのあるよ」と伝えてあげてください […]

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制心術
「気」の領域の技とは

武術における「気」の説明ほど難しいことはない。 というより、言葉だけではもちろん、動画ですら伝えることは不可能である。 漫画やアニメなどのファンタジーで散々コスられてきたネタであるので、なんとなく皆に共通のイメージがある […]

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制心術
六合(心技体の一致)

六合とは外三合と内三合が成った状態である。 これは中国武術の用語であるが、日本の武道で言うところの心技体の一致に相当する。 外三合とは肩と骨盤、肘と膝、手と足の位置と形が最適化され、協調連動することで、内三合は心と意、意 […]

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武術
実戦的な練習とは

実際に打撃を当て合う組手や試合が「実戦的」という訳ではない。 それらは実際のスピードや衝撃、ランダムな動きなどに慣れる上では多少のメリットはあるが、弊害も多い。 まず試合となると危険技は反則となるので、最も重要な防御技術 […]

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武術
外三合の目的

最小の力で最大の作用を得られるのが理想の形であり、動きである。 そしてこれが外三合の目的である。 外三合では手と足・肘と膝・肩と股(骨盤)がそれぞれ最適化されていなければならない。 站樁(立禅)などの一人稽古で絶対的な外 […]

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制心術
動きの無駄をなくす

武術気功では練習中、基本的にかかとを浮かし拇指球に体重を乗せると書いた。 膝は伸ばし切らず曲げ過ぎてしまわず、軽く力を抜いて自然に弛めておく。 外三合を保ったまま動くには、正中軸を垂直に保ち、極力上下左右前後にぶらさない […]

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