ヒンドゥイズム

制心術
制心訓練における「気」とは

制心訓練法とは身を守るための「気」の訓練法でもある。 まず、危険に遭遇しないために感覚を研き澄ましておくことが重要であり、それが制心の目的の一つでもある。 「気」は人間の精神、生命の活力であり、身体から放射していると同時 […]

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制心術
心は精妙な物質

心は肉眼で捉えられる粗大な物ではない。 その存在は見えず、大きさを測ることもできない。 存在するために空間を必要とすることもない。 心が物質に先立つとするのが、東洋哲学的考え方だ。 物質が心に先立つとするのが西洋自然科学 […]

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制心術
最新の実践東洋哲学

中国武術には、中国発祥の道教・道家哲学がベースの拳法を「内家拳」、国外(インド)発祥の仏教がベースの拳法を「外家拳」とする分類がある。 このように、「内家拳」という呼称は中国が基準であるため、私は「道家武術」という呼称を […]

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制心術
文武両道

文武両道を志すのは簡単なことではない。 しかし文と武は両輪のようなもので、バランス良く鍛えることで安定し、真っ直ぐ進めるようになる。 制心術には文武両道の要素がある。 「文」は学問・芸術・教養などで、宇宙哲学、感覚と表現 […]

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制心術
道と徳の話

道家(老荘)思想の大元である「道徳経」(老子)について。 日本語の「道徳」もこれに由来していると思われる。 私見ではあるが、この「道」と「徳」はヒンドゥイズムでいうところの「ブラフマン」と「アートマン」に相当すると考えて […]

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